「…貴方が私と対談出来るように手配した神様、遣り手だけど青いわね。
別に小細工しなくても、素直に貴方に教えてやって欲しいと頼めばいいのに。」
「…。」
そこまで見抜かれていたのか。

「本来なら、闇蓬来と戦う為に多くの神々が人界に降臨するのは知っているわね。」

真影は、頷いた。

「最高神から聞きました。ですが、今回は私が共にいる最高神と従神だけが降臨されました。」

「そう、今回は特殊みたいね。
私の時は、沢山の神々が降りていらしたわ。
それでも、人の協力者もいる。
私はその中でもトップで、当時の今上最高神様にお仕えしていたの。
その切っ掛けとかは、これからの話に関係ないから話さないけれど。」

学長は、初対面の時とはまるで様子が変わっていた。

「前の時は、あの最高神様がいたから話せなかった。
貴方は、あの神々から聞かされてはいないでしょう。
人界神の運命を。」

「運命…ですか?」

真影は、学長のお節介から人界神の運命―否、
悲愴な宿命を知った…。