暫くの間2人は見つめ合っていた。
やがて、キリコは視線をそらした。

¨判った―判ったわよ。
今日はやめておく。¨

真影はホゥと安堵の溜め息をついた。

¨…こういう場合に言うのも変だけど―
ありがとう。¨

¨でも、いずれ私と闘う日は必ず来るわよ。
その時は、遠慮しないからね。
いいわね、最高神のお仲間さん。¨

¨いいよ、その時は俺、隠れてるから。¨

¨何れにしても、貴方はすごい。
さすがにあの従神さんが仲間にしただけの事はあるわね。¨
¨俺は只のおじさんだよ。
おねー様。¨

¨そういう事にしておきましょう。
おにー様。¨


「さて、皆様宴もたけなわではございますが、この人が気分が悪いそうなので、この辺でお開きにしたいと思いまーす。」

真影はパンパンと手を叩いてこのパーティの終息を宣言した。

檪は明らかに不満げだった。

「何だよ、まだ宵の口じゃねーか。
いよいよこれからだってのに。」
「何とでも仰って下さい。
じゃあ、俺彼女達を送って行くから。」

キリコの肩を抱き、女の子逹を促して真影はヴィラから皆を連れ出した。