早奈谷と真影は、結界の中に更に作った防御結界内で2人の闘いを凝視していた。
闇蓬来は不死身ではあるが、人界のトーンに合わせる為に基本は生身と同じ体質で出現する。
(埒があかんな。)
長は、苛立った。
この若い美神も人界神故に当然生身なのだが、究極の防御術を備えている。
長がかける術をことごとく防御出来るが、その為に攻撃力が半減するので、長もあまりダメージを受けないのだ。
互いに決定的な攻撃が仕掛けられずに時間が過ぎて行く。
長は疲れを感じて来た。
(まあ、良い。
今回は手合わせだ。
従神の凄まじき能力も確かめられた。
いずれにせよ、
核の御加護のある我に敗北はない。
そろそろ立ち去るか。)
長がそんな思案にくれた時、檪がその鳩尾(みぞおち)に弾丸の様な勢いで突進した。
不意をつかれて、まともに頭突きを食らった長は暫く息がつけない程に悶絶した。
「貴様―。」
「そろそろおうちが恋しくなったか?
闇蓬来のおじさんよ。
埒があかないと思っているのはお前さんだけじゃないんだ。
こうなったら、互いに素手で決着をつけようじゃないか。」
―つづく。
この物語はフィクションです。
闇蓬来は不死身ではあるが、人界のトーンに合わせる為に基本は生身と同じ体質で出現する。
(埒があかんな。)
長は、苛立った。
この若い美神も人界神故に当然生身なのだが、究極の防御術を備えている。
長がかける術をことごとく防御出来るが、その為に攻撃力が半減するので、長もあまりダメージを受けないのだ。
互いに決定的な攻撃が仕掛けられずに時間が過ぎて行く。
長は疲れを感じて来た。
(まあ、良い。
今回は手合わせだ。
従神の凄まじき能力も確かめられた。
いずれにせよ、
核の御加護のある我に敗北はない。
そろそろ立ち去るか。)
長がそんな思案にくれた時、檪がその鳩尾(みぞおち)に弾丸の様な勢いで突進した。
不意をつかれて、まともに頭突きを食らった長は暫く息がつけない程に悶絶した。
「貴様―。」
「そろそろおうちが恋しくなったか?
闇蓬来のおじさんよ。
埒があかないと思っているのはお前さんだけじゃないんだ。
こうなったら、互いに素手で決着をつけようじゃないか。」
―つづく。
この物語はフィクションです。