バソコンで原稿を編集していると、
るるると携帯電話が鳴った。
―はい、真影です。 ―
電話に出た真影の顔色が変わった。
―よっ!
オッサン。
元気かい?―
その声は紛れもなくあの神の声だった。
早奈谷ではない。
糞生意気な小倅(こせがれ)の。
―俺は、あんたに携帯の番号を教えた覚えがないんだけど。―
―そんなもん関係ないさ。
俺様をどなたと心得る?
最高神だよ。
さ・い・こ・う・し・ん。
携帯は一応ご挨拶で鳴らしてやっただけさ。
俺は今、あんたの頭に直接話しかけているんだよ。―
(やっぱり、来やがったか。)
こっちは会う気がなくても、向こうからの連絡はあるかもと真影は予測していた。
ホテルで早奈谷を牽制しておいていずれ何らかの形で連絡してくると覚悟もしていたのだが―。
やはり、それが現実になると、あの恐ろしい雷の一夜が甦って来る―。
とんでもない奴に目をつけられてしまった。
背中に冷たい汗が流れて行くのを感じた。
馬鹿らしくなって携帯を畳んだ。
直接、頭の中で¨彼¨と応対する。
神の力か、恐ろしいほどスムーズに¨会話¨が出来た。
るるると携帯電話が鳴った。
―はい、真影です。 ―
電話に出た真影の顔色が変わった。
―よっ!
オッサン。
元気かい?―
その声は紛れもなくあの神の声だった。
早奈谷ではない。
糞生意気な小倅(こせがれ)の。
―俺は、あんたに携帯の番号を教えた覚えがないんだけど。―
―そんなもん関係ないさ。
俺様をどなたと心得る?
最高神だよ。
さ・い・こ・う・し・ん。
携帯は一応ご挨拶で鳴らしてやっただけさ。
俺は今、あんたの頭に直接話しかけているんだよ。―
(やっぱり、来やがったか。)
こっちは会う気がなくても、向こうからの連絡はあるかもと真影は予測していた。
ホテルで早奈谷を牽制しておいていずれ何らかの形で連絡してくると覚悟もしていたのだが―。
やはり、それが現実になると、あの恐ろしい雷の一夜が甦って来る―。
とんでもない奴に目をつけられてしまった。
背中に冷たい汗が流れて行くのを感じた。
馬鹿らしくなって携帯を畳んだ。
直接、頭の中で¨彼¨と応対する。
神の力か、恐ろしいほどスムーズに¨会話¨が出来た。