なかった。
混沌に還る前に神々は空世(くうぜ)と人界(じんかい)という新たな世界を創り上げた。
人界は神界の鋳型として創造された。
自らの存在を形として残しておきたかったからである。
空世は神界の教義や情報を人界へ流す役目と人界と繋がり、人界の人々を召し上げたり、生み出したりする役割も担っていた。
謂わば、転生の中継地でもあった。
ー神々が空世と人界を創造したのにはもう一つの大きな理由があった。

だがー今はそれを語るべき時ではない。


そして、この物語は未来の神界から始まる。

ーつづく。

ペタを下さった方へ。
ありがとうございます。
お返しの仕方が判りませんので、お礼だけ言わせて下さい。

ではまたー。