茶の湯は総合芸術といわれております。
茶室があり、茶道具などの美術工芸品があり、書、花、香、抹茶、料理
菓子に至るまで多くの芸術が関わっております。
茶の湯は多くの方が非日常の世界と思っておられますが、茶の湯は日常の世界と深い
関わりを持っているのです。
茶の湯の様々な分野を学ぶ事により、自分自身が豊かになってくるのです。
また、茶の湯では「道（精神性）」「学（学問）」「術(技術)」を学びます。
生徒は忙しい生活の中で、時間を作り稽古に来ます。
稽古の時間は亭主として客として点前手順の技術を学びながら、
道である一期一会の世界、思いやりの心を学び、
自己研鑽をしております。
最近は「和」の文化を楽しむ方々を多く見受けられます。
日本人であれば、日本の文化にふれて心が落ち着き、癒しを感じるのは
不思議ではありません。
茶の湯の長い歴史を通し、磨き上げられた文化から得ることは、とても多いのです。
