こんにちは~
夢を叶えるポピュラーピアノ
インストラクターのちえぞうです。

久しぶりの更新になってしまいました。

もう8月?!
はえ~💦
毎日暑いわけですね。。。

昨日はさすがに暑すぎて、軽い熱中症のようになってしまいました。
家の中の方が危険・・・なんですよね。
在宅ワーカー、気を付けなければ。


息子(大学生)も昨日は頭が痛いと帰ってきて
軽い熱中症になっていました。
異様な暑さと室内の涼しさの間で体がついていけないんでしょうか。

皆様もお気をつけくださいね。くれぐれも!

さて、この約1か月をかけて、
指導者さんたちに向けてのポピュラーピアノのライブ講座と
体験会、説明会
を開催してきました。

長くピアノを続けてきた私たちにとって、
やっぱり「楽譜がないと自由に弾けない」というのはなかなかのコンプレックスになっていることもあるようです。

習っていないからできなくて当たり前だし
コンプレックスに思う必要はないんだけど

他の楽器の人と知り合うきっかけがあったり
全然ピアノを弾けない人からすると

ずっとピアノを弾いてきたのに、どうして適当に弾けないの?

って素朴に疑問でしょうね。
そして、それを言われたときにはっとするんです。

ほんとだ・・・楽譜しか弾けないや私・・・って。



もちろんクラシックを素敵に弾こうと思うと
楽譜は絶対ですし(と言ってもいろんな方の編集があるからこれも一概には言えない)


複合的にいろんな勉強をされている方にはアドリブ的な演奏も作曲もできるとは思います。

でも、ピアノにはクラシックだけではない側面もあると思うんですよね。


楽しいピアノ、みんなで一緒に楽しむピアノ。
いろんなジャンルのピアノ。BGMとしてのあえて目立たせないピアノ。

言ってみれば

「きっちり『こう弾かないといけない』が存在しないピアノ」というものもあります。
「この楽譜が弾きたい」のではなく「この曲が弾きたい」という音楽があります。
そしてそっちの方が、ニーズ的には多かったりするわけです。

楽譜はたくさん出ているけれど無限ではない。
古い曲はどんどん廃盤になっていく。
自分が大好きな曲が楽譜になっていないことなんて日常茶飯事。


そんな状態でも「楽譜がないと弾けない」と言っていたら
楽しみは半減してしまいますよね。

今のレッスンの形態を続けている以上
先生が楽譜がないと何も弾けない状態である以上
生徒さんたちも間違いなく自由に弾けない大人になります。


そして、多くの親御さんがそうであるように

習いに行くのをやめたら弾かなくなる
習いに行くのをやめたら弾けなくなる

子供をたくさん育てることになってしまいます。


なぜ弾かなくなるのか。
弾けなくなるのか。

譜読みができなくなるから
指が動かなくなるから


たったそれだけの理由です。
それで楽器そのものが弾けなくなるんです。

弾きたくなくなるっていうのかな。
全盛期の自分と同じクオリティを求めるから。

それは「人が作った難しい楽譜を弾こうとするから」弾けないだけなのに。


それに気づいて
「自分の弾きたい曲を自分の満足のいく形で弾けるようになれる子を育てたい」
 

「私ももっとピアノを弾くことそのものを楽しみたい!」

と思ってくださった先生方が
今月から私の講座を受けてくださることになりました。

こういう先生が増えてこられて

楽しいピアノを教えたい
教室をやめても趣味としてずっと楽しんでほしい


そういう思いでレッスンをしてくださったら

数年先の日本にはピアノを自分なりに楽しんでいる人がいっぱい増えるはず!

 



クラシックを楽しむ人
ポピュラーで自分なりに好きな曲を楽しむ人
ジャズで自由に楽しむ人

いろんな人がいるからピアノ業界は盛り上がっていくと思います。

夢は、各都道府県に一人はちゃんと指導できるポピュラーの先生がいること。

そのために、これからも「ポピュラーピアノの普及活動」頑張ります!