こんにちは!

夢を叶えるポピュラーピアノ
講師のちえぞうです。
いつもお読みいただきありがとうございます。


今日は、
自由にピアノが弾けるようになる方法
というテーマで書いてみます。


親御さんが自分のお子さんにピアノを習わせるとき

『将来は何でも好きな曲を弾きたいときにさらっと
弾いて楽しんでくれるようになったらいいな~』

なんて夢を描かれませんか?

あるいはご自身が習っておられたことがあって

『私は嫌いでやめちゃったけど、
子供には長く続けてほしいな~』

『私はもう今なにも弾けなくなったけど
子供にはずっと弾けるようになってほしいな~』

なんて憧れて習わせたりしませんか?

はっきり言いますね。

叶うかもしれないし叶わないかもしれません。

はっきりしてない!!!笑

少なくとも、何年やったからとか、どこまで弾けるようになったからとか
そういうことでできるようになるものではありません。

自由にさらっと演奏できるようになるためには
「音を出す」ことを楽しまないといけません。
「楽譜の通りに弾く」ことを楽しんでいてはできるようにはならないんです。

ではどうするか。
ピアノをおもちゃにして、ピアノで遊ばないとだめなんです。

 

これは大人も同じ。

ペダルを踏みっぱなしにして、いろんな音を弾いてみたり。
普段使ったことがない端っこの方の音を鳴らしてみたり。

そうしている間に、この音とこの音は仲が悪いということに気づきます。
逆に、この音にこの音を重ねると、なんともかっこいいぜ!と気づきます。
よし、使ってみよう!となるわけです。
自然発生的、インプットとアウトプットです。

なんか自分の音ってあんまりきれいじゃない。どうしたらいいのか?
遊びだから追及します。

こういうことは、楽譜を追いかけていても
書いてあることをやりなさいと言われて
それだけやっているだけでは
絶対に身につかないんですね。
 

私は親がピアノの先生でしたので、
ピアノで遊んでいると怒られました。

何をデタラメ弾いてるの?!
そんなことしている暇があったらツェルニー弾きなさい!

そう言われて育ちました。

遊びなく進めていくと、やがて遊び方がわからなくなります。

ピアノはもう「練習するためのもの」になるからです。

遊び方がわからない人に「遊んでください」と言っても
そりゃ無理なんですよ。
どうしていいかわからず立ち尽くすだけ。

 

多くの大人が自由にピアノを弾けない原因がここにある。

だから、小さいうちからピアノで遊ぶこと
教えてあげてほしいです。

おうちでめちゃくちゃ弾いてても
放っておいてあげてほしいです。

ノイジーでしょうし近所迷惑になるかもしれないから
時間を短くするか、電子ピアノなら音量を絞って☆

気がついたら作曲とか始めてると思いますよ。

 

遊びは最大の学びなり。

ええこと言うたんちゃうか?笑