こんにちは
みなさんお待ちかね(?)、月例読書記録の記事です。
数ヶ月前、我が家で読んだ本を、小中学生のお子さんがいるとあるご家庭(中学受験未検討)にドドーーンとお譲りしました。
すると、先日、さっそくそれらの本を読んだお姉さん👩🎓から、
「○○くんって、いつも楽しそうに学校通ってるのに、不登校とか障がいとか、うつとか貧困とか差別とか……そういうジャンルが好きなの」
と聞かれたそうです
確かに、中学受験頻出の本とか素材文って、自分が経験し得ない世界の話も少なくないですからね…。
"普通の"小中学生は読まないジャンルなのかも
中学受験は、学びの視野を広げてくれる一方で、
挑戦する過程で「いま自分に見えている景色」はごく限られたものであることも認識しておかなくちゃな〜と感じたエピソードでした。
我が家の読書方針
・まずは、身近にいる親が活字や本を積極的に読む。
・読書レベルを意識的に上げていく目的で、入試頻出作家さんの本も適度にマークしつつ、親子ともに面白そうだと思ったものはつまみ食いする。
("作者びいき"や"ジャケ買い"もあり)
・基本的には「楽しめる読書」をする!
5年4月に読んだ本たちはこちら。
特に推しなのはこの3冊のようです
『成瀬は天下を取りに行く』、同シリーズ続編
言わずと知れた本屋大賞2024で1位の座に輝いた作品です我が家は2024入試に出たことがきっかけで入手しましたが、親子共々大ヒットでした。
続編を読んだムスコから、あれこれ聞かれました…
「おかあさんもXやってるよね?裏垢持ってる?…垢ってさ、なんでこの字にするわけ?垢ってきたないじゃん」とのこと。
気になる方は、ぜひとも続編を手にとって見てください!
『向こう岸』
ブログを通じてご縁をいただいた尊敬するのK大先輩と、Nさま🐈⬛からお薦めいただいた一冊。
同テーマの本はこれまでにも読んできましたが、本書の章ごとに視点が代わりながら時間が進んでいくことにも興味を持ちつつ、夢中になって読んでいました。
「読んでよかった!これは手元に置いておくから売らないで!」とのこと。
ちょうど、昨日(5/6)NHKでドラマが放送されていましたね!連休最終日かつ遅い時間の放送だったので、我が子は今日ちょっとだけ視聴しました。
明日放課後に後半も見られるかな?
個人的に、低学年〜中学年のお子さん(がっつりした読書に慣れていない層)には、このシリーズもおススメです。我が家は2〜3年生で同シリーズをほぼコンプ→徐々にガッツリ系の本に移行していきました。
でも、いま再読したら、また違った気づきがあるのだろうと思います
『駒音高く』
ムスコが将棋にハマり始めた3年生の頃、「こんなに将棋にのめり込むならいつかは読むだろう」としたためておいた一冊。つい最近知りましたが、複数の中学入試で出題実績があったのですね
将棋に詳しくなくとも楽しめる作品なので、出題・作問しやすいのかもしれませんね。
「この本もそうだけど、最近、巻末の解説を読むのがおもしろいんだよ〜」とのこと。…ほうほう_φ(・_・
最近は、入試を意識しすぎずとも、塾などの国語授業や宿題で出てきた素材文を読みたいと言うようになりました。これは嬉しい誤算です。
ちなみに、直近でリクエストがあったのは、三浦しをんさん(作品指定は特になく、「この人の本を読んでみたい」発言あり)と一瞬の風になれでした。
積読本が多数ある中、「いま読みたい!」をどれほど優先するか、悩ましいところです
引き続き、読書記録のラインナップをご覧になった方からのおすすめ本をお待ちしています
(コメント、DMいずれもポジティブなものは大歓迎です!)