この記事は、ムスコが低学年からお世話になっている「理数系専門塾エルカミノ」の思い出記事です
少しずつ高学年の話も交えていますが、
渦中にいても「思い出」投稿を書くという謎スタンスで続けます
できる限り、更新できるよう努めますのであたたかく見守っていただけるとありがたいです。
気になる方は、ぜひ体験へ行ってみてくださいね
春休みも終わり、早くも「前期第10回総合テスト」が近づいてきました。
ふと感じたのは、エルカミノでのテストは、実施頻度もやり方も、
他塾とは異なるのだということです。
そして、このあたりのことは、体験授業などでは分からず、噂がひとり歩きしがちだということです…。
よくある塾だと……
A:各回(毎週)に授業前テスト(週テスト相当)
B:毎月、複数単元がまとまったテスト(マンスリーテスト相当)
C:範囲なしテスト(組分けテスト相当)
エルカミノだと……
A:あり。ただし、授業冒頭で実施。算国10分ずつ、理社8分ずつのミニテスト。
B:5週に一度、授業内で実施。土日にテストデーはありません。
C:ほぼなし。Bのテストが夏期講習などのクラスにそのまま使われることがある。
せっかくなので、5年生のテストになぞらえて、詳しく見ていきましょう。
以下、ムスコや同級生の生の声や解き直しに付き合っている親=私の雑感です。
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■Aのミニテストについて:
・算:時間がきついことがあるけれど、解き切れないことはない。
・国:時間はあまることがある。記述はない。
・理社:けっこうきっつい。大問2つで記述もあるのに8分…!
理社をやりこんでいないことが手に取るようにわかるコメントですね。笑
意外なことに、100点を目指そうとした時、一番キツいのは社会だそうです。
他方、数ヶ月前に伺った24終了組さんのお宅で進学くらぶさんで使う週テスト問題集を見せていただいたのですが、毎週あのテストがあるのか…ととても驚きました
ともすると…お子さんが競争好きあるいはテスト好きならば、エルカミノは向かないかもしれません(笑)
■Bの月次テスト(総合テスト)について:
・前半のS(スタンダード)クラス、後半のHL(ハイレベル)クラス、「それぞれで」テストをします。つまり、テスト週は、算国2回ずつ、理社1回ずつ、計6つのテストをすることになります。
・Sテストは範囲となっている単元のテスト、HLは既習単元ごちゃまぜのテスト。
これが他塾でいう範囲なしテストに該当する…のかも。
・算数HLは、総合週(総合テスト前の週)にもテストをします。
未習範囲こそ出題されませんが、まあ既習範囲ごちゃまぜのテストです。
ちなみに、総合回のテストも、総合テストの時も、順位や偏差値は出ません。
■Cの月次テスト(組分けテスト相当)について:
これは、校舎の規模にもよるでしょうから、ノーコメントです。
逆に言うと、「組分けテスト対策」なるものは存在しないと言ってもよいでしょう。
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いち塾生の立場からすると、、、
・休日にテストデーがないのはとてもいい!
→6年生になったら嫌でもテスト攻めになるのは見え見えなので、今のうちに旅行やレジャーを楽しんでおけるのは良きことかも。
・範囲なしテストが多めなのもとてもいい!
→時間配分、計算などのイージーミスなど自分の解答のクセに気づくことができます。
・できればHLも順位などを出してほしい!
→どちらかというと範囲なしの方が好調なムスコにとっては、HLの平均点・順位・偏差値もほしいところ。
・結局のところ、5年までのテストじゃ「何も言えないよね」ということなのか?
→初回の総合テストを経験して、「テストは練習のように、練習はテストのように」を体現した仕組みだな…と感じました。
きっと、小規模塾における立ち位置の把握なんて「ある程度」でいいんですよ。
調子がいいときもあれば、ん?と思う時もある。
(えっと……あくまで、我が子は……ですよ?笑)
全体的な傾向というか、あーこのくらいのテストなら、こんな感じなのね、というくらいで、「親が一喜一憂しすぎちゃいけないよ」と言われているような気さえしました。
他塾公開模試などでは「テスト対策はしないでください」と言われることの多いエルカミノですが、その意図を咀嚼しながら、塾を活用して着実にステップアップしていきたいものです。
さあ、次回のテストも根詰めずにがんばりましょう~~