ルアンパバーンの朝は早い。
このホテルにいる間は、隣の家のニワトリの『コケコッコー!』で目が醒めました。
朝5時半頃、毎日托鉢(たくはつ)があるので見学へ。
托鉢とは仏教国ラオスの場合、長年受け継がれてきた伝統的な宗教的行為で僧侶に食糧などを差し上げる事。
食料を差し上げる人々は、徳を積んだ事になるらしい。
村上春樹さんは紀行文で、托鉢体験をオススメしていますよ。
因みに村上春樹さんが、猿の像に魅了され何度も通ったという寺院。
小さな街なので私も二度ほど散歩で通りました。 物語があるようです
托鉢の頂いたものはどうなるのでしょう。
もちろん僧侶の食事ですが、貰いすぎると道で食べ物を待っている方に分け与えたり、大きな入れ物に保管し子供達に与えたりしています。
スムーズに無駄なく回っているのですね。
そのせいでしょうか。ルアンパバーンではホームレスや物乞いの方々は見かけませんでした。
観光客用に托鉢用の椅子、餅米(カオニャオ)お菓子など、いわゆる托鉢セットの商売をする方々は忙しい。
1カゴ 25,000キープ(136円)
たくさんの僧侶なので、なくなってしまったら後は見学です。
追加している方もいました。
私自身は1人なので、写真を取るのが精一杯。托鉢体験はしていません
写真は、僧侶に近づきすぎずフラッシュを使わなければ大丈夫です。
ルアンパバーンの托鉢は東南アジアで最大規模です。その数に圧倒されました。
一斉に僧侶が歩くのではなく、寺院毎にグループで街を歩きます。
コースがあるようです。小さな街なのですぐにわかります。
最初 私は団体観光客が多い場所でしたが、別な道の時は現地の方が多かったです。
皆無言なのでとても静か。
子供の僧侶姿は可愛らしいですね。なぜかいつも犬が列の近くで静かに歩き回っています。
真似しているような。私は3回見学させてもらいました
圧巻の風景。僧侶が次から次と現れます。
托鉢が終わると、それぞれのお寺に帰って行きました。ルアンパバーンには80もの寺院があるそうですよ
観光客は托鉢が終わると、その流れで近くの朝市(モーニングマーケット)に向かいます。
続く