今回の旅行の目的。
友人が「日本最古の仏像を見たい」というので、奈良県明日香村にある飛鳥寺(あすかでら)に来ました
当時の壮大な伽藍は2度の火災で無くなり、絵で当時を偲びます。
飛鳥寺(現在の名称は安居院)
6世紀末に蘇我馬子が発願し建立したお寺。なんと長い歴史。
現在の本堂は江戸時代に再建された物です。
いよいよご対面。思っていたよりも大きく存在感がありました。
飛鳥大仏は日本最古の仏像なのですが、国宝ではなく重要文化財です。
それは修復が多く当時の部分が少ないらしい。
飛鳥大仏について、わかりやすく説明してくださいます。
修復されていても、飛鳥時代の特徴を持った仏像です。
アーモンド型の目、アルカイックスマイル、そして異国的なお顔。
説明によると、右側から見ると厳しいお顔
左側から見ると優しいお顔に見えるそうです。確かに
仏像は大抵、撮影不可である場合が多いのですが、飛鳥大仏は写真OKです。
たくさん撮らせていただきました
飛鳥大仏は1400年以上、この場所にいらっしゃるそうです。感動的。
塔心礎中心。ここに仏舎利を納めた塔が建てられていた場所です。
645年『乙巳の変』。
宮中で中大兄皇子と中臣鎌足に暗殺された蘇我入鹿の首が、600m先の飛鳥寺まで飛んできたと伝えられています。
当時の権力争い。何が起こるかわからないですね。
蘇我入鹿の首塚
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