5月20日に引き続き、21日の降誕会法要(ごうたんえほうよう)は、御影堂(ごえいどう。親鸞様のお堂)で行われます。
真ん中にいらっしゃるのが親鸞(しんらん)様(木造)。
鐘楼(しょうろう。重要文化財)
中に下げられている鐘は今も現役。
塀の中の庭園にあり、入れないのですが境内から見上げる事が出来ます。
この鐘楼で、梵鐘(ぼんしょう)が鳴らされます。
法要の30分~1時間前に打たれ「そろそろ法要が始まるから御影堂に集まってください」という合図です。
今、正に打っているところ。
そして、法要が始まる合図の喚鐘(かんしょう)が打ち鳴らされます。
「か~んしょ~う!」と聞こえてくると、「は~い~!」と僧侶が全力で走ってきて鐘を打ち鳴らすのです。
そして、厳かに法要が始まりました。
降誕会法要。
一般の方も混じり、学生達の音楽法要も続いて行われます。
お経を歌にしたものを、約3000人が歌うのですが迫力がありますよ。
ニューヨークのゴスペルもそうですが、教会やお寺で聴く歌声はなかなか良いものです。
今度は、狩衣や衣を着た方が次々と。
『雅楽献納会』が始まりました。
150人近くの楽人が揃うと迫力があります。素晴らしい!
なんとも雅な世界です。
法要中は、誰でもお参りできます。
外国の観光客も、珍しそうに見学していました。
本願寺は、普段でも拝観料はありません。
「どなたでもお参り下さい」という事なのでしょうね
つづく
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