今を遡ること、30数年前のむかし、昭和50年代の初頭だったでしょうか、
当時、小学校を卒業するわたくしは、タイムカプセルを校庭の片隅に埋めました。
将来の自分へ向けた手紙と、想い出の品を少々、
「将来、みんなで一緒に開けようね!」
と、カプセルに土をかけながら、誓い合ったのです。
時は流れ、平成の世も、四半世紀を過ぎました。
わたしのアホむすめも、いつの間にか、親と同じ小学校を卒業することとなり、
「10年経ったら、一緒に開けようね!」
と、盛り上がりながら、何やらゴソゴソと想い出の品々を詰め込んだようです!
そう、それは、セピア色に染まる想い、
決して戻ることのない、大切なかけがえのない一瞬です!
おい、ちょっと待て!!!
わたしの埋めたタイムカプセル、その後どうなったのじゃ!!
そういえば、10何年か前に同窓生と飲んでる時にそんな話題となり、
「みんなで掘り起こしたよ、 お前んとこ、連絡いかなかった?」
「ガビ~ン…」
みたいな出来事があったことを思い出しました。
「俺、ずっとここに住んでるのに…」 (連絡きてないよ…)
セピア色の想い出って、切ないですね…
では、おやすみなさい。