マイケル
「パパ、聞いてよ! 次の試合、初めてレギュラーに選ばれたんだよ!」
わたし
「すごいじゃないか!? マイケル!!」
「今日はママに頼んで、七面鳥でお祝いだ!」
(今度は、なに!?)
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この話は、わたしが生まれ育った田舎町に、まだ活気があったころの出来事てす。
その晩、わたしは当時付き合っていた3歳年下のベティに一言も相談することなく、
故郷を飛び出したのでした。
「すまないベティ、僕は自分探しの旅に出るよ!」
~~~
東部へ向かう深夜バスの乗り場は、喧騒に包まれていました。
車中、興奮して一睡もできなかったわたしは、早朝4時過ぎにバスを降り立ちます。
うそ、バスの中で一杯ひっかけて爆睡…
そこは、初めて訪れる場所でした。
(字、へた…)
「悩んだときは、山へ行け!」
それは、わたしの恩師ロジャー爺さんの口癖でした。
当時のわたしは、交代勤務の工場仕事に身も心も疲れ果てていました。
でも、そんな体を奮い起こし、ひたすら登ったのです。
あっ! キャサリン発見!
ちょっと、太ったみたいだけど元気そうだね…
今日は初日なんで、登るだけです。
特筆すべきことは、特にないですね…
強いて言えば、クマにも、ハチにも出会いたくないです…
ここ、ブナ立尾根という、なかなか登りごたえのあるところなんですが、
ゆっくり歩けば平気さ(強がり…)
こんなとこでも、落ちたら無事では済みそうにないです。
頂上で一杯飲むのは、止めときましょう…
唯一の救いは、オコジョのオコタンに遭遇じゃ!
天気もいまいち、寒いので早々に退却です。
初日、野口五郎小屋まで行く人も多い中、綿密な計算の上、ここで終了!
ぐうたらおやじのわたくし、山では7時間以上動かないようにしてます…
翌日、疲れるからね…
本日の行動時間、7時~13時でした。
(つづく)
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