前回までのあらすじ
(バイク事故で重傷を負ったわたしは、緊急手術となったのでした…) うそ
初めてお越しの暇な方 お時間のある方は「PCXでマジごけ(その時事故は起こった編)」からお読みください。
[本題]です。
鎖骨骨折の手術は、全身麻酔で行います。
以前、盲腸の手術をしたときは、自分で毛を剃ったりしたのですが、
今回は、若い看護婦さんに浣腸してもらうくらいです。
「3分我慢してくださいね」といわれ、○○プレイのようなつもりで、
堪えようとしたのですが、とてもとても無理でした。
手術室では、まな板の上の鯉のような状態で、いろんな機器が体に取り付けられていきます。
「はい、大きく息を吸ってー」と言われ、麻酔ガスを吸い込んだとたん意識を失いました。
1時ごろ始まった手術は、2時間半くらいかかったようです。
「○○さん、終わりましたよ!」と起こされた時には、すべてが終わっていました。
途端に、肩に激痛が走ります。
傷口に火箸を突っ込んでいるような、万力で骨を締め上げているような、
うまく表現できませんが、とにかく痛い度メーターはMAXです。
でも、「10段階でいうと、どのくらいの痛さですか?」と看護師さんに聞かれると、
「7.5くらいですかね」と、意味不明の見栄を張りました。
座薬を入れましたが、全然効かず、点滴も入れます。
多少、楽になりましたが、30分位して薬がなくなると、すぐに激痛が襲ってきます。
もっと強い点滴を入れてもらいました。
一時間くらい、うとうとしたのですが、あっという間に薬が切れて、
またまた激痛に襲われます。
時刻は夜の8時ごろ、ナースコールで呼んだ看護師さんからは、
非情にも、「もう、使える薬は全部使っちゃったんですよ…」と告げられました。
「うげっ…」
「あと、4時間したら座薬を入れられると思いますよ。」
冷や汗をかきながら午前0時を待ち、満を持して看護師さんを呼びます。
「すいません、勘違いしてました。明日の朝になったら、あまり効かないかもしれませんが、
飲み薬を使えるみたいです」
「うげっ…」
長い夜が続くのでした。
その後、朝になってから飲み薬(効かない!)、昼になってから座薬(あまり効かない!)、
結局、手術からおよそ24時間して、ようやく痛みの峠を越したのでした。
(これから、鎖骨骨折の手術を予定している皆さん、痛そうでしょ…、痛いですよ…)
後日談
先生 「順調にいけば、6ヵ月後にプレート抜きましょう!」
わたし 「抜く時は、入れた時より痛くないんですよね?」
先生 「おんなじですよ」
わたし 「うげっ…」 (プロは非情です)
[おしまい]
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(みなさんにはいいことないですが、わたしが幸せになります。)
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