たまたま、20年前の日記(2,3日しかずれていない)を見て、いまとあまり変わらない感覚のものだったから、そのまま備忘録として残しておこうと思いました。
「美」
美ということ。「美しいもの」をみることで、美しい考え方になり、美しく生きられるというようなことを、美輪明宏は言っていた。ありがたい。
僕が、道行く人で「目が行く」人たちに対する、心の動き、こればかりは、絶対に変えようのないことだし、それが秘められたことだったり後ろめたいことだったり自分でもびっくりするほどのベクトルだったり変えられないことだったりする点で、それは美だ。
自分がこんなにも惹かれる、他の何よりも純粋に好きなことが、他にあるだろうか?そのことに気づき、その気持ちに正直に生きること、それが美を追求する、道だ。
その気持ちに正直に生きるとは、何も「明らかにする」ということではない。むしろ逆だろう。「美を追求する」ということは、「普通」ではないのだ。一つの「極道」であり、それゆえに「美しい」のだ。
20年前に書いている「美」の中に、少なくとも意識的には、今で言う「ST」は入っていない。
ただ、STも入っていたとは言い得るが、意識的にはゼロである。
あの時は、「ジャニ系」に対しての美だったなあ。
美、秘、極。
こういうことは、今にも通じる。
不易流行というでしょう。
大切なことと、これからも生きていけたらと思います。