極めて個人的なこの場。

 

 

 

 

ついに10年という年月が経った。

 

さすがに、感慨深い。

10年後に生きていられていたということ。

 

10年前、ここに文を書き始めなければ、当時のわたしの心は持たなかっただろう。

ただあの時、10年後の今日は確かに想像はできなかった。

まさか10年後も、この場があるとは思っていなかった。

 

この間、いろいろあった。

人生の本当の危機も、あった。

世の中も、10年前もひどいものだと思ったけど、いまはまさに末法以外の何ものでもない。

 

 

 

 

10年前に生まれた子は、ちょうど10歳。

小学4年生ということか。

急に、そんな話…。

Lは当時、10歳だった。

最初に「見た」のはLが8歳の時。

10年とは、そういう時間か。

世の中の半分が女。半分が男。

男の中の10分の1がイケメン。

自分はイケメンではない。

その中の10分の1が超イケメン。

さらにその10分の1が神イケメン。

Lはその神イケメンの中で、10本の指に入るイケメン少年。

かっこかわいい男の子。

ジャニーズ系の男の子。

 

10年前、大の大人が、旅先の長距離バスに揺られながら、おそらく泣きそうな顔で、放心状態で、そんなことを考えていた。

Lに会えなくなることが、辛かったのだが、本当のことを言えば、とても辛い理由が、Lに会えないということだったのだ。

 

 

 

 

 

あれから10年が経ち、自分は10年歳を取りました。

すみません、頭がおかしくなったわけではないのですが、その分確かに、老けました。

10年前は、やはりまだ青年だったかな。

いまは本当におじさんです。

初老と言っては逆に怒られるかもしれません。

ただ、10年前と心境がまったく違うのは、人生の終わりの方を軸に物事を考え、行動するようになった、ということはあります。

あと、中間の5年くらいで、体力的にも変化しました。

そしてちょうどその頃、人生で最も深刻な危機もありました。

 

 

Lへの想い、思慕は、誰も知らないのです。

深刻な危機についても、知り合いは誰も知らない。

自分がGらしいことを、今度は家族が知らない。まあ感づいているかもしれないけど。

 

 

 

 

 

「秘すれば花」

自分はこの言葉が好きです。

実は、人懐っこくて明るいはずの自分。

秘するのではなく、秘せざるを得ない生。

振り返ると、自分の人生とは、「秘」そのもののようです。

 

 

 

 

 

10年前から見てくださっている方々もいらっしゃいます。

ご縁に感謝いたします。

Lがどこかで元気でいるように、自分も、状況が許す限りで、この場を保とうとは思っております。

いろいろなことを、ただ秘する場ではありますが。

でも、存在します。

 

過去の自分にもよくやってきた、と褒めたい。

Lがこれから未来にも、見た目とともに、美しい未来を生きてほしいと思う。

そして、まったく同じ気持ちで、日本の未来、つまり子どもたちが、無事で真面目で明るい人生を送ってほしいと、心から願っています。

そのために、やれることだけはやろうとも思っております。

 

 

 

みなさん、どうもありがとう。

そして、またこの場でお会いしたいと思います。