■■第104期訓練兵団卒業生

エレン、ミカサ、アルミンと同期でウォール・ローゼ南方面駐屯の隊に入り、共に訓練を積んできた少年・少女兵たち。850年に訓練課程を修了するが、その直後に駐屯兵団の指揮下でトロスト区奪還戦に動員され、多くが戦死した。生き残りのうち21名が調査兵団に入団、残りは憲兵団と駐屯兵団に配属された。成績上位の10人は単行本の裏表紙に敬礼・整列した後ろ姿が描かれている。

■ライナー・ブラウン
大柄な体格の少年。冷静かつ気のいい性格で責任感も強く、面倒見も良いので仲間から厚く信頼されるリーダー的存在。危険な作戦を前にして冗談を言えるだけの肝の据わったところもある。巨人に襲撃されたウォール・マリア南東の山奥の村の数少ない生き残りで、故郷に帰るという一心で生きており、絶対に曲げられない信念を持つ者同士として、エレンに深く共感する。調査兵団に入団。
第104期訓練兵団を次席で卒業。
■ベルトルト・フーバー
長身で黒髪の少年。能力的にはどの分野でも一律に優秀だが、主体性に欠ける受身な性格。憲兵団への入団を希望しているが、その理由も「内地での安全と快適な生活の獲得」という特権のみを欲するというありきたりのもの。気弱さ、積極性のなさは本人もよく認識しており、正反対のエレンを羨望している。ライナーとは同郷の馴染みで、行動を共にすることが多い。調査兵団に入団。
第104期訓練兵団を3番で卒業。
■アニ・レオンハート
常に冷静沈着で感情表現に乏しい少女。出身は明らかでないが、845年の巨人侵攻で何らかの被害を経験しており、脅威にも動じない精神力を持つ。憲兵団への入団を希望しているが、他の志願者のように特権獲得が目的ではなく、「現実離れした無意味な世界から遠ざかりたい」との考えによるものである。「目標を最短ルートで達成し無駄な行為は極力しない」という合理主義を貫徹しており、立体機動でも無駄のない動きで巨人の弱点に深い斬撃を加える。上位10名の中では最も小柄な体格だが、対人格闘術に秀でた父の教育で、優れた格闘能力を持つ。特に蹴り技を得意とするが、対巨人戦では全く役に立たないこの技術に何の価値も認めず、それを熱心に教えた父を蔑みすらしていた。そうした性格から孤立気味だったが、エレンのまっすぐな性格に動かされ、蹴り技を伝授する。同期の数少ない友人たちが揃って調査兵団に入団する中、初心を貫き憲兵団に入団する。
第104期訓練兵団を4番で卒業。
■ジャン・キルシュタイン
自分に正直な性格と現状を認識する能力の高さから、ややニヒルで斜に構えた発言が目立ち、訓練兵団入団当初から仲間や上官の前でさえも憲兵団への志願理由を一切飾り立てることなく、特権を得ることと言い切っていた。一方で人間関係では情動が大きくかつナイーブな面があり、初対面のミカサを見初めるが、直後にエレンとの強い絆を察して激しく嫉妬し、以後事あるごとにエレンと衝突する。
このような性格から、教官からも他者との軋轢を生みやすいと評価されていたが、マルコは、英雄的な資質を持たないほとんどの凡庸な人間が持つ弱さを理解している点、ジャン自身も同様の弱さをよく認識している点、それらを踏まえた周囲に対する説得力を見込んで、指揮役としての資質を評価していた。事実、104期生の初陣でミカサが単独で巨人に突撃した際には、自ら指揮役となって同期を鼓舞・先導し、仲間たちもこれに従っている。トロスト区奪還戦でのマルコの戦死をきっかけに、マルコとエレンの言葉を思い出し、自らの戦うべき使命を認識し、調査兵団に入団した。
立体機動装置の性能を引き出すことにかけては同期でも最も優秀な部類。エレンには劣るが格闘能力も高い。ウォール・ローゼ南端のトロスト区出身。
第104期訓練兵団を6番で卒業。

■マルコ・ボット
黒髪で頬のそばかすが特徴の少年。憲兵団へ入団し王に仕えることを希望していた。優しい分押しが弱い面もあるが、細やかで真面目な性格。冷静かつ現実的な洞察力と判断力を持っており、周囲へのサポートも忘れない。ゆえに仲間と衝突しやすいジャンの露悪的な性格や特性にも前向きな理解を示しており、同期からはマルコの下で戦いたいと指揮役になることを期待されていた。しかしその素質を発揮することなくトロスト区奪還戦で戦死してしまう。その死の詳細については目撃者もなく明らかになっていない。ウォール・ローゼ南区ジナエ町出身。
第104期訓練兵団を7番で卒業。19班班長。
■コニー・スプリンガー
坊主頭が特徴の小柄な少年。最初は憲兵団志望だったが、エレンの言葉に感化され調査兵団を希望する。お調子者で場の空気が読めぬ自称「天才」だが、本心では己の不足も自覚しており、弱気になりやすい一面もある。その分他人への敬意や義侠心も持っており、アルミンを罵倒したそばかすの少女に激怒する一面もある。活発な性格で、俊敏さは上官から高い評価を得るが、知性はあまり持ち合わせていない。初陣で経験した巨人との戦闘の酸鼻さに調査兵団入団を逡巡するも、最終的には入団を決意する。ウォール・ローゼ南区ラガコ村出身。
第104期訓練兵団を8番で卒業。
■サシャ・ブラウス
黒髪の少女。他人には敬語で話し、仲間内での諍いは避けるなど一見如才ないようだが、その性格は天衣無縫で破天荒。並外れて食い意地が張っており、兵団の厨房や倉庫から食糧を盗み出してつまみ食いすることもしばしばで、厳しい懲罰を加えられても一向に改めない。兵団に入ったのも「美味しい物が食べられる」との理由からで、将来の領土回復で食糧供給が増えることを期待している。仲間からの評価は衆目の一致で「バカ」。性格的に勇猛さが不足しているが、天性の勘の良さと、狩猟生活で得た執念を持っており、身のこなしの良さも相まって、上位10名の中でも戦闘能力は劣ってはいない。初陣で植えつけられた巨人に対する恐怖心を抱えながら、調査兵団に入団。ウォール・ローゼ南区ダウパー村出身。
第104期訓練兵団を9番で卒業。

■クリスタ・レンズ
穏和な性格をした少女。小柄で、アニと同じくらいの背丈。戦闘前に緊張して嘔吐する仲間を介抱したり、腹を減らして倒れたサシャに食べ物を分けるなど、優しく面倒見の良い人物。調査兵団に入団。
第104期訓練兵団を10番で卒業。41班所属。

■そばかすの少女
そばかすと鋭い目つきが特徴的な、黒髪で長身の少女。名前は不明。トロスト区奪還戦ではクリスタと同班。打算的で世間ずれしたきつい言動が多い。
出自は明らかでないが、入団時の描写から、彼女も845年の巨人侵攻で何らかの被害を受けたものと推察される。[要出典]戦闘能力に劣るアルミンを見下す一方でサシャに恩を売って使い走りにしたり、クリスタの献身的な言動に偽善と欺瞞を指摘して付け入るなど、自分にとっての利用価値を基準に他者を判別する傾向がある。しかし、後にクリスタに対しては下心のないような態度に変わった。また初任務で5割が戦死する調査兵団への入団を逡巡を見せず決意するなど、単に保身と利己のみが行動原理でもない。
トーマス・ワグナー、ナック・ティアス、ミリウス・ゼルムスキー、ミーナ・カロライナ
エレン、アルミンらと同じ訓練兵団34班(トロスト区防衛戦区割)のメンバー。トーマスとミーナは固定砲整備4班で、エレン、コニー、サシャ、サムエルとも同じメンバー。成績優秀者が皆憲兵団入団への意思を示す中、エレンの調査兵団入りの熱い意思に感化され、希望をともにする。しかし野心を持って臨んだ初陣のトロスト区奪還戦にて全員が戦死してしまう。
■サムエル
固定砲整備4班所属の黒髪の少年。超大型巨人の襲撃を受け、気絶したまま壁上から転落したが、間一髪のところでサシャに助けられる。
■フランツとハンナ
第104期訓練兵団卒業生。両者とも相思相愛の関係にある(エレン曰く「バカ夫婦」)。フランツはエレンと喧嘩をするジャンをたしなめるなど、穏やかな性格であったが、トロスト区奪還戦にて戦死。ハンナはフランツの死を受け入れられずに錯乱状態に陥っていた。その後の行末は描かれていない。
■ダズ
第104期訓練兵団卒業生。トロスト区奪還戦で巨人に仲間を目の前で食い殺されたことから大きな恐怖を植え付けられ、そのことをマルコに打ち明けている。その後逃亡を考えていたが、ピクシスの演説を受けて留まることを決意した。


エレン、ミカサ、アルミンと同期でウォール・ローゼ南方面駐屯の隊に入り、共に訓練を積んできた少年・少女兵たち。850年に訓練課程を修了するが、その直後に駐屯兵団の指揮下でトロスト区奪還戦に動員され、多くが戦死した。生き残りのうち21名が調査兵団に入団、残りは憲兵団と駐屯兵団に配属された。成績上位の10人は単行本の裏表紙に敬礼・整列した後ろ姿が描かれている。

■ライナー・ブラウン
大柄な体格の少年。冷静かつ気のいい性格で責任感も強く、面倒見も良いので仲間から厚く信頼されるリーダー的存在。危険な作戦を前にして冗談を言えるだけの肝の据わったところもある。巨人に襲撃されたウォール・マリア南東の山奥の村の数少ない生き残りで、故郷に帰るという一心で生きており、絶対に曲げられない信念を持つ者同士として、エレンに深く共感する。調査兵団に入団。
第104期訓練兵団を次席で卒業。
■ベルトルト・フーバー
長身で黒髪の少年。能力的にはどの分野でも一律に優秀だが、主体性に欠ける受身な性格。憲兵団への入団を希望しているが、その理由も「内地での安全と快適な生活の獲得」という特権のみを欲するというありきたりのもの。気弱さ、積極性のなさは本人もよく認識しており、正反対のエレンを羨望している。ライナーとは同郷の馴染みで、行動を共にすることが多い。調査兵団に入団。
第104期訓練兵団を3番で卒業。
■アニ・レオンハート
常に冷静沈着で感情表現に乏しい少女。出身は明らかでないが、845年の巨人侵攻で何らかの被害を経験しており、脅威にも動じない精神力を持つ。憲兵団への入団を希望しているが、他の志願者のように特権獲得が目的ではなく、「現実離れした無意味な世界から遠ざかりたい」との考えによるものである。「目標を最短ルートで達成し無駄な行為は極力しない」という合理主義を貫徹しており、立体機動でも無駄のない動きで巨人の弱点に深い斬撃を加える。上位10名の中では最も小柄な体格だが、対人格闘術に秀でた父の教育で、優れた格闘能力を持つ。特に蹴り技を得意とするが、対巨人戦では全く役に立たないこの技術に何の価値も認めず、それを熱心に教えた父を蔑みすらしていた。そうした性格から孤立気味だったが、エレンのまっすぐな性格に動かされ、蹴り技を伝授する。同期の数少ない友人たちが揃って調査兵団に入団する中、初心を貫き憲兵団に入団する。
第104期訓練兵団を4番で卒業。
■ジャン・キルシュタイン
自分に正直な性格と現状を認識する能力の高さから、ややニヒルで斜に構えた発言が目立ち、訓練兵団入団当初から仲間や上官の前でさえも憲兵団への志願理由を一切飾り立てることなく、特権を得ることと言い切っていた。一方で人間関係では情動が大きくかつナイーブな面があり、初対面のミカサを見初めるが、直後にエレンとの強い絆を察して激しく嫉妬し、以後事あるごとにエレンと衝突する。
このような性格から、教官からも他者との軋轢を生みやすいと評価されていたが、マルコは、英雄的な資質を持たないほとんどの凡庸な人間が持つ弱さを理解している点、ジャン自身も同様の弱さをよく認識している点、それらを踏まえた周囲に対する説得力を見込んで、指揮役としての資質を評価していた。事実、104期生の初陣でミカサが単独で巨人に突撃した際には、自ら指揮役となって同期を鼓舞・先導し、仲間たちもこれに従っている。トロスト区奪還戦でのマルコの戦死をきっかけに、マルコとエレンの言葉を思い出し、自らの戦うべき使命を認識し、調査兵団に入団した。
立体機動装置の性能を引き出すことにかけては同期でも最も優秀な部類。エレンには劣るが格闘能力も高い。ウォール・ローゼ南端のトロスト区出身。
第104期訓練兵団を6番で卒業。

■マルコ・ボット
黒髪で頬のそばかすが特徴の少年。憲兵団へ入団し王に仕えることを希望していた。優しい分押しが弱い面もあるが、細やかで真面目な性格。冷静かつ現実的な洞察力と判断力を持っており、周囲へのサポートも忘れない。ゆえに仲間と衝突しやすいジャンの露悪的な性格や特性にも前向きな理解を示しており、同期からはマルコの下で戦いたいと指揮役になることを期待されていた。しかしその素質を発揮することなくトロスト区奪還戦で戦死してしまう。その死の詳細については目撃者もなく明らかになっていない。ウォール・ローゼ南区ジナエ町出身。
第104期訓練兵団を7番で卒業。19班班長。
■コニー・スプリンガー
坊主頭が特徴の小柄な少年。最初は憲兵団志望だったが、エレンの言葉に感化され調査兵団を希望する。お調子者で場の空気が読めぬ自称「天才」だが、本心では己の不足も自覚しており、弱気になりやすい一面もある。その分他人への敬意や義侠心も持っており、アルミンを罵倒したそばかすの少女に激怒する一面もある。活発な性格で、俊敏さは上官から高い評価を得るが、知性はあまり持ち合わせていない。初陣で経験した巨人との戦闘の酸鼻さに調査兵団入団を逡巡するも、最終的には入団を決意する。ウォール・ローゼ南区ラガコ村出身。
第104期訓練兵団を8番で卒業。
■サシャ・ブラウス
黒髪の少女。他人には敬語で話し、仲間内での諍いは避けるなど一見如才ないようだが、その性格は天衣無縫で破天荒。並外れて食い意地が張っており、兵団の厨房や倉庫から食糧を盗み出してつまみ食いすることもしばしばで、厳しい懲罰を加えられても一向に改めない。兵団に入ったのも「美味しい物が食べられる」との理由からで、将来の領土回復で食糧供給が増えることを期待している。仲間からの評価は衆目の一致で「バカ」。性格的に勇猛さが不足しているが、天性の勘の良さと、狩猟生活で得た執念を持っており、身のこなしの良さも相まって、上位10名の中でも戦闘能力は劣ってはいない。初陣で植えつけられた巨人に対する恐怖心を抱えながら、調査兵団に入団。ウォール・ローゼ南区ダウパー村出身。
第104期訓練兵団を9番で卒業。

■クリスタ・レンズ
穏和な性格をした少女。小柄で、アニと同じくらいの背丈。戦闘前に緊張して嘔吐する仲間を介抱したり、腹を減らして倒れたサシャに食べ物を分けるなど、優しく面倒見の良い人物。調査兵団に入団。
第104期訓練兵団を10番で卒業。41班所属。

■そばかすの少女
そばかすと鋭い目つきが特徴的な、黒髪で長身の少女。名前は不明。トロスト区奪還戦ではクリスタと同班。打算的で世間ずれしたきつい言動が多い。
出自は明らかでないが、入団時の描写から、彼女も845年の巨人侵攻で何らかの被害を受けたものと推察される。[要出典]戦闘能力に劣るアルミンを見下す一方でサシャに恩を売って使い走りにしたり、クリスタの献身的な言動に偽善と欺瞞を指摘して付け入るなど、自分にとっての利用価値を基準に他者を判別する傾向がある。しかし、後にクリスタに対しては下心のないような態度に変わった。また初任務で5割が戦死する調査兵団への入団を逡巡を見せず決意するなど、単に保身と利己のみが行動原理でもない。
トーマス・ワグナー、ナック・ティアス、ミリウス・ゼルムスキー、ミーナ・カロライナ
エレン、アルミンらと同じ訓練兵団34班(トロスト区防衛戦区割)のメンバー。トーマスとミーナは固定砲整備4班で、エレン、コニー、サシャ、サムエルとも同じメンバー。成績優秀者が皆憲兵団入団への意思を示す中、エレンの調査兵団入りの熱い意思に感化され、希望をともにする。しかし野心を持って臨んだ初陣のトロスト区奪還戦にて全員が戦死してしまう。
■サムエル
固定砲整備4班所属の黒髪の少年。超大型巨人の襲撃を受け、気絶したまま壁上から転落したが、間一髪のところでサシャに助けられる。
■フランツとハンナ
第104期訓練兵団卒業生。両者とも相思相愛の関係にある(エレン曰く「バカ夫婦」)。フランツはエレンと喧嘩をするジャンをたしなめるなど、穏やかな性格であったが、トロスト区奪還戦にて戦死。ハンナはフランツの死を受け入れられずに錯乱状態に陥っていた。その後の行末は描かれていない。
■ダズ
第104期訓練兵団卒業生。トロスト区奪還戦で巨人に仲間を目の前で食い殺されたことから大きな恐怖を植え付けられ、そのことをマルコに打ち明けている。その後逃亡を考えていたが、ピクシスの演説を受けて留まることを決意した。
