変な擬音 自分オリジナルの擬音で笑いを取る
面白い擬音の使い手といえば、宮川大輔さんです。
たとえば、大輔さんのお父さんが駐車場の鎖に引っかかった時の音を「シャ~ンッ!」と表したり、
小学校の同級生が膝でアゴを打った時の音を「ペゴンッ!」と表したり、
その独特の感性からくる擬音は、聞く者を虜にする魅力があります。
大輔さんのように、すぐにオリジナルの擬音が出てくるのは難しいかもしれませんが、自分なりの擬音を考え、ノートにメモをするなどして、トークのたびに使うように心がけてみましょう。
その違和感ありありの擬音に、聞き手はみな笑ってしまうはずです。
とはいえ、何でもありかというとそうでもありません。
遠すぎる擬音は、笑い以前に伝わらない恐れがあります。
そこで、ヒントになるのが漫画の擬音です。
漫画は文字だけで表現しないといけないため、漫画家さんのオリジナル擬音は、大輔さん同様面白く使えるものが多いです。
たとえば、ジョジョの奇妙な冒険では、ディオがエリナに無理やりキスをする音を「ズキュウウゥン」と表しています。
この音は、無理やりキスされた心理的なショックも音にしているのでしょうが、インパクトのあるキスの音です。
みなさんもぜひ機会があれば、いろんな漫画から面白い擬音を使ってみてください。
(例)
●骨折したときの変な擬音
先輩 「お前、どうしたのその腕?」
あなた「骨折したんですよ」
先輩 「え~、何で?」
あなた「階段を下りてたら、足をズルム~ンってさせて、
腕の骨がゴルアァ~ってなったんです」
先輩 「よくわからんけど、痛そうだな」
●注文するときの変な擬音
後輩 「コンビニ行きますけど?」
あなた「ウーロン茶お願い」
後輩 「冷たい方でいいですか?」
あなた「ただ冷たいんじゃなく、
ジャリンジャリンに冷えたやつ。
あとスポポーンって入る感じの食べ物もよろしく」