土地条件図 

東京都 建物おける液状化対策ポータルサイトの画像に加工しました。

 

 品川区の地盤・地形は目黒川と立会川の谷地に挟まれて、(1)目黒川の北側の淀橋台地(下末吉面)、(2)目黒川と立会川の間の目黒台地(武蔵野礫層)、(3)立会川の南側の荏原台地(下住吉面)になります。

参考:品川区の地盤種別

参考:下末吉海進

参考:武蔵野台地

 上図の土地条件図において、ピンク色の箇所は「盛土地・埋立地」で、通常旧川跡の沖積層(砂などの堆積地、地盤は良くないと思われます)になり、またオレンジ色の箇所は「台地・段丘 更新世段丘」で、比較的地盤が良いと思われています。

 ただし、目黒台は武蔵野礫層(約7万年前、かつての多摩川が氾濫して作られた扇状地の礫層がある)があり、淀橋台と荏原台には武蔵野礫層がなく、約12万年前の温暖期に古東京湾に積もった砂等があります。下末吉面は約12万年前の堆積地なので侵食が進んで、凹凸に富んだ地形になります。下図の標高色別図では、淀橋台と荏原台はまるで毛細血管のような形状になっています。なお淀橋台の表層には目黒台よりもローム層が厚く積もっています。

 またなぜ目黒台地に旧多摩川(武蔵野礫層)が流れたのかということに関しては、以下の産総研の地質地盤図で明らかにされた、下末吉面(温暖期)前の寒冷期(今から前々回の氷河期)にできた大きな谷(恐らく川が流れていた、今は埋設谷になっている)に関係があるのではないかと思います。その谷の東縁が目黒川沿いの崖線(目黒区の西郷山公園からよく眺望できます)になるのだと思います。中野辺りから山手通り沿いにずっと南北に断層のようなものがあるのではと以前から思っていましたが、この谷の存在で説明がつきました。

 

参考:国立研究開発法人産業技術総合研究所地質調査総合センター地質情報研究部門 都市域の地質地盤図

参考:ひっくり返った地盤の常識!武蔵野台地と東京低地、ホントに地震に強いのはどっち?(こちらで分かりやすく解説されています)

参考:淀橋台は隆起したのか

参考:地盤情報、東京低地(古東京川〔古利根川〕が抉った軟弱地

参考:地形地盤 東京23区

 

色別標高図

 

 

国土地理院地図より

 

 標高は淀橋台(目黒川と渋谷川(古川)の間)が30m~25m程度、目黒川沿いが5m前後、目黒台が28m~25m程度、立会川沿いが20m~13m程度、荏原台が34m~28m程度です。

 


 参考:東京都液状化ポータルサイト
 

  参考:東京の地盤(GIS版)

   柱上図は上段にある選択のアイコンをクリックし(水色の円が移動)、取得したい地点(黄色い丸点)でクリックするとPDF等で得られます。

 

  参考:換算N値と地盤 スウェーデン式サウンディング試験換算N値と地盤(ジオテック�様)
https://www.jiban.co.jp/service/kouji/kouji02.htm
砂質土の場合はN値5以下が軟弱、粘土質の場合N値3以下が軟弱とのことです。

 参考:ボーリング柱状図とは?
 http://www.shimane.geonavi.net/shimane/boring.htm

 

参考:品川区防災地図(防災地図と各ハザードマップ)