図書館で借りて読んだ西村京太郎先生の作品。自身、西村氏の著書2冊目となった。 

 

日本人形の中に爆弾を仕込んで、ターゲットを爆殺していく犯人。そして京都の景観を台無しにしている建造物を爆破すると脅迫してくるが…。

実際に今の京都駅が出来てすぐの1997年頃は、清水寺の張り紙に「京都駅のホテルにご宿泊の方の参拝はご遠慮願います。」と書かれていたし、昔から京都に住んでる人からしたら1997年に出来た京都駅が嫌われてたのは理解出来る。

 

他に気になった点は、クラブのママと、京都に移り住んだ女優さんを爆殺した2件の事件の実行犯はどうなったんだろう?それを最後に明らかにしていただきたかった。

大味な感じがする作品でした。