幽霊列車 赤川次郎氏
明けましておめでとうございます。本年も当ブログを宜しくお願いいたします。去年は6月から10月は万博関連、10月以降はアフター万博イベントの記事が多かったので、書籍の記事が少なめでした。 今後はアフター万博もイベントに行けば取り上げますし、また以前のように推理小説や文学の話題、小旅行記、美術館展覧会鑑賞記も取り上げていく予定です。年末年始用に図書館で借りた本を読んでいました。今回は『幽霊列車』、三毛猫ホームズと三姉妹探偵団以外では初めて読んだ赤川作品。同タイトルでファミコンソフトも発売されてるから名前は知っていましたが、想像以上に面白い作品でした。特に主人公の宇野警部と女子大生の夕子のやり取りが秀逸。構成としては中編が5本収録。幽霊列車という1本の長編小説と思ってたので意外でした。温泉町へ向かう列車から8人の乗客が消える表題の『幽霊列車』、大企業社長令嬢が誘拐される『裏切られた誘拐』、休暇で訪れた南伊豆のホテルが舞台の『凍りついた太陽』、夕子の大学関係者に被害者が出る『ところにより、雨』、宇野の後輩の田舎に行く『善人村の村祭』を収録。5つとも宇野と夕子のコンビで物語が展開されていきます。今迄に読んだ三毛猫ホームズシリーズ以上に良作なのではと感じました。これはファミコンの幽霊列車もプレイしてみたい。