スーパーへ買い物へ行き、キムチでも買おうかとショーケースの前へ行った。
手に取って見た。何となくだが原材料名やら賞味期限などが記される欄を見た。「原産国名・韓国」とあった。
「安全・安心」の意味で大丈夫かぁ?と思い、手に取ったものをカゴに入れるのを止めた。キムチが置かれる一角には、何種類かのブランドが置かれていたが、「ハングル」が思いっきりプリントされたもののほか、日本のブランドでも「原産国名・韓国」と記される形だった。
そのうち、目立ちにくい形で「賞味期限:2015/02/16のモノに赤いプラスチックの様な破片が混入」のPOPが出されていたことに気が付いた。


Vマーク 韓国直輸入本場キムチ 400g
JAN:4949486221324


Vマーク 韓国直輸入本場キムチ 75g
JAN:4949486231026


の2つについてだ。
このPOPが原因なのか、韓国への不信感が原因なのかは分かりかねるが、原産国・韓国のキムチが並ぶ中、ぽっかりと品切れになっていたのが


国産白菜使用キムチ(300g)


だった。苦笑するしかなかった。産経新聞が喜び、フジテレビが悲しむ現実でした。


◇ ◇ ◇


鬼の居ぬ間に洗濯なることわざがある。
今日19日はMartin Luther King Dayでアメリカが祝日である。


ここしばらく、原油や非鉄の先物がどんどん値下がりする状況と化していたが、先週金曜日は下げ一服の流れとなっていた。


もしかして、「売り方の買戻し」の結果なんじゃないかと。仕掛け売りや買い支え介入のようなものが来ないうちに、ポジションクローズして枕を高くして寝たいと言わんばかりに。


それを受けてか、金曜日の欧米株式市場は大幅反発の流れとなっていた。
CME日経平均先物は17075(金曜15時15分大証終値比△275)で終わっていた。


今日の東京株式市場は、そのCME日経平均先物に追従"しそうな"流れになった。


"しそうな"と、まどろっこしい書き方をしたのは、日経平均は金曜終値16,864.16よりは高くなったものの、CME日経平均先物の金曜終値17075に現物は全く届くことなく、「日経平均17000死守」の流れになってしまったためである。


週末を挟んだ後の東京株式市場は、その流れを受けて原油や非鉄を取り扱うところが大幅高になった。石油採掘、鉱山、非鉄、商社…このあたりは特に異論をはさむことはない。


原油や非鉄の先物安が、間接的に「不良債権の減少」につながるメガバンク、長信銀あたりは当然のように上げ? いいえ、軒並み小幅安。金融不安は収まったわけじゃない。


「目指してる、未来が違う。」メラノーマ汚点シャープは、日本経済新聞に2015年3月期最終赤字計上が報じられたことを受けて、大幅安に(230▼22)。パナソニックの足まで引っ張ってしまった(1325.5▼13)。ただ、これは個別の事情なので、混ぜたら危険だ。


基本的なイメージは「売り方のポジションクローズ買戻し」のはずだが、実態は「GPIFか、投資信託の設定かの判別はつかないが、高利回り銘柄ばっかり買いを中心にした上げ」なのが現実。


武田薬品、エーザイが昨年来高値を更新し、第一三共が「1600ブロック」を破って来たところに、先週金曜日の後場に異常高を演じたローソンが異常に底堅かった事から、なんとなく「高利回り銘柄ばっかり買い」の状況をイメージしてしまったら、ビンゴだった。


武田薬品、エーザイ、第一三共、住友商事、三井物産、丸紅、伊藤忠商事、三菱商事、日産自動車、ダイハツ工業、キヤノン、NTTドコモ、JXホールディングス、ローソン、みずほフィナンシャルグループ…ごく単純に、税引き前配当利回り3%以上の銘柄を並べてみた。


ローソンは金曜日の不自然な大幅高の後なので、unchでも「上げ」に等しい。JXや五大商社は「売り方の買戻し」っぽい。だが、武田薬品、エーザイ、第一三共、ローソン、NTTドコモに「買戻し」としても説明がつかない。


「高配当株式ファンド」の新規設定が今日あって、ドカンと資金が投入されたか、GPIFが「ディフェンシブ株バカ買い」から方針変更して「高配当株式ドカ買い」になったか…その程度しか想像が付きません。


ただ、ご丁寧に日経平均終値が17000プラスアルファで終わってしまった事で、「パワハラ株式購入強要かよ」としか思えないのも現実です。


日経平均 17,014.29 △150.13
TOPIX   1,372.41 △8.68


きょうはMartin Luther King Dayが最大の原因でヘンな動きと化してしまいました。
明日は動けないでしょう。


本番はあさってだな、きっと。


今日のカキコは、以上です。