角川春樹が40歳年下の女優と結婚へだって? スポーツ新聞を使った朝のワイドショーで、こんなことを取り上げていた。犯罪でもないので勝手にやってくれとすればいい。
しかし、通勤電車の吊り広告ではそんな雰囲気ではない。「彼女を起用するからヒット間違いない」「クレジットカード使わせ放題」なんなんですか。嫁というより愛人の世界じゃないですか。
こうなると、単なる会社の私物化。いくら角川春樹事務所が個人事務所だとは言えども、従業員はやる気をなくしてしまう。

吊り広告には、4点セットと化してしまった殺人事件が。デブ女とハンスト男の3点は犯人に目を向けられているのだが、残りの1点はまだ被害者に。これでは島根県立大学の平岡さんが浮かばれない。

そんなメディアウオッチを、18日の朝にしていた。

仲間由紀恵が初ロマンス…こちらは「アンタッチャブル」なのでスルー。30歳ですからねぇ。

社畜企業に着き、「いみねー」を通り越して「事業仕分けで廃止するしかない」朝礼でムダに突っ立たされた。頭が薄いおっさんがなにやらつぶやいていた。ツイッター(Twitter)なんて感じだったら許せるが、しょぼしょぼと小声で時間を浪費するだけ。
話の内容なんて聞くに値しないもの。市橋容疑者逮捕懸賞金がどうよ…こんなのは雑談でするもの。中身も薄いようだ。誰も話なんて聞くはずもなく、ムダに立たされる時間が終わるのを待っているだけだった。こんなのに賃金や健康保険が浪費されるのかと思うと怒りを通り越して絶望感を感じるもの。

会社や役所の朝礼って、仕事に必要なことを報告・連絡するのが目的だ。市橋がどうよ、なんて朝礼でやるのは千葉県警行徳警察署と、この件の取材や記事構成にかかわるマスコミぐらいで十分だ。

社畜企業では、全社一律に朝礼をやらされているが、自分の周りは最初からこんな感じ。きのうは風俗以外では決して女性に相手にされないようなのが時間を浪費し、おとといは…。くだらなすぎる。朝礼なんかで連絡することなんてたまにしかない。あっても個別に伝えれば済んでしまう。話すようなことがないのに無理やり命令を遂行する。北朝鮮での相互監視の元でイエスマンになるがごとく、虚しくお上の命令に従うしか能がない程度の集団だ。判断能力をなくしたやせた豚ども・羊どもが、餌をむさぼるためだけに鳴き叫んでいる。

こんな劣悪な企業に入ったはずではなかったのだが…。腐敗の拡大がこんなところにまでおよんでしまった。共産主義下での効率低下にあたるものが、社畜企業に起きています。まるで「動物農場」です。

◇ ◇ ◇

今日の東京株式市場は、増資や株式売却など、企業の現金確保・回収に振られてしまった形に。TOPIXは終日プラスにはならなかった。投資信託とひとつとしか見なせなくなってしまった日経平均株価は、9時台はプラス圏で推移したものもそれまでだった。10時台からはマイナスで推移していた。

日経平均 9,676.80 ▼53.13
TOPIX    850.06 ▼6.94
JASDAQ    44.77 ▼0.47

三菱UFJがきょう増資を発表すると日経に報じられたことで、三菱UFJはもとより、来年にも増資が想定される三井住友FG・みずほFG、そのほかりそなHD、住友信託銀行、中央三井トラストHDも大きく下げる流れになってしまった。みずほFGは162円と年初来安値を更新してしまった。

また、東京建物が昨日引け後に新株発行増資を発表したことで、ストップ安目前の308円まで売られる始末。三井、三菱、住友、東急、野村、ダイビルと不動産関連は枕を並べて売られてしまった。アセットマネジャーズ、ケネディクス、ダヴィンチ、リサなど不動産ファンド関連もドスンと売られる有様だった。

三菱UFJ(484▼3)三井住友FG(2850▼180)みずほFG(166▼4)
東京建物(323▼64)三井不動産(1395▼55)三菱地所(1307▼62)住友不動産(1477▼93)

ここのところの増資ラッシュを見ると、いかにも「飢餓道」のごとく現金を貪ってるようにしか見えない。糊口をふさぐために増資しているのは明らか。前向きな増資といえるのはGSユアサ(電池事業の拡大が見込まれる)ぐらいで、あとはキャッシュフロー対策のやつばかり。今回の不況で、企業の財務内容が激しく毀損していることは間違いないが、安直に増資しているようにも考えられてしまう。

JAL(98▼4)は増資とは今のところ関係ないものの、上場来安値を更新している。これは、大株主の現金回収がそもそもの原因。筆頭株主の東急電鉄が株式を手放すと報じられていることから、先回りの売りが大量に出ていたと考えるのが妥当だ。

大部分は増資の話で終わってしまった。しかし、それだけでは芸がないので、異様な動きがあったものを最後に。花王だ。今日は寄り付きから買いが止まらない展開。昨日は2000円を一時つけるぐらいに異様なほど売られた後だったので、午前の時点(2020-2065)では「自律的」と受け入れられたが、後場の、それも14時過ぎの上がり方になると「自律的」のレベルを超えてしまうものと化してしまった。2090円(△85)の高値引け。異常だ。
「過ぎたることは及ばざるが如し」と言ってしまいたくなるような値動きでした。

念のため、資生堂と花王の今週月・火・水の終値をつけておきます。

資生堂 1653→1657→1699
花王  2040→2005→2090

月曜と水曜の終値だけを並べれば、両社とも上がったとすれば済んでしまう。しかし、花王の火曜日の株価はいかにも不自然。こんなふざけたマネをしたのは誰だ! 信用売りの踏み上げ…それぐらいしか理由が浮かびません。

今日のカキコは以上です。