伊東美咲が、仲間由紀恵が、北川景子が、山Pが…。勝手にやってくれよ。
ハンスト状態の市橋容疑者、勝手にやらせておけばいい。


その一方で、シャレになっていないものも。最近の不況は冗談じゃないぐらい厳しい。そんな表れが、10年3月卒業の大卒就職内定率の低下の形でも現れている。就職が厳しいって事は前々から承知していたが、数字を見せられると改めてその厳しさを見せ付けられるものです。


氷河期超す落ち込み、大学生就職内定62%
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091119-00000423-yom-soci


ここでは大卒の数字だが、短大、高専、高校卒業の人も就職率低下に見舞われている。どちらにしても厳しいことに変わりはない。


こんな社会状況とか、芸能ネタを冒頭で書いてみたが、あまり関心が示せなくなってしまっている。仕事が多忙だから、ならまだいい。低賃金で冷や飯を食わされる中、余裕が目に見えてなくなってしまったからだ。
余裕がなくなってくると、人様に構っていられなくなる。社畜企業なんかで搾取されているのがミエミエなのに、社会情勢や社会構造が縛り付ける。社会規範という檻が社畜に身を落とさせる現実がある。生きているのにやりきれなさを感じさせられるものです。
そんなこともあって、最近、他人事について冷め切っている自分がいる。


はれた惚れたの話、身近でもなければどうでもいい。それは政財界や芸能人などの有名人から、かかわるに値しない社畜どもまで。


市橋容疑者がハンストしている件については、「保身」と取られる向きもあるようだが、自分は違うと考えている。ミイラと化して死ぬつもりなのだろう。檻の中で苦しむくらいなら…犯罪者のくせにミョーに合理的でいやがる。
こんなのではあるが、留置中の警察は社会にはびこる歪んだ『人権』ってやつのせいで見殺しにすることができない。栄養失調で警察病院に運ばれ、点滴を打たれるようになるのはほぼ間違いなさそうだが、その処置を行う警察自身がバカバカしいと考えるはずだ。
留置場では24時間厳重な監視されているため、強制的に生かされているだけ。自殺を図ろうものなら看守が止めに入るので死ねない。自殺未遂すらできないので、自殺失敗によって植物人間になることすらできないのだ。
容疑者という名の社会的植物人間が、千葉県市川市塩浜3丁目10-18の行徳警察署にいるだけとみなすしかない。


市橋の件はムダに取り上げないほうがいい。「取調べ拒否」の後追いを増やすだけだ。

◇ ◇ ◇

最近の東京株式市場は、信用売りをしている人以外にはすっかり見放されてしまっている。株式投資で資産を作りましょうってWin-Winの関係からはすっかり遠いものとなってしまい、証券市場で現金さえ回収できればあとはどうなってもいいLose-Loseの関係と化してしまっている。収穫しきってしまった後にはやせた荒地しか残らない焼き畑農業のような光景が、増資ラッシュに見えてきてしまう。


増資の資金が、抗がん剤のような位置づけならまだしも、忌わの際のモルヒネになってしまっては報われない。今にして思えば、JALが3年前に行った大型増資(総額1400億円ほど)はモルヒネでしかなかった。最近の増資ラッシュの中に、そんな捨石が混じってはいないんだろうか…そう思えてきてしまう。


供給過剰で値崩れを起こしている。


最近の東京株式市場の流れはこれで十分説明がついてしまう。豊作になると価格が暴落する野菜のようなものだ。海外市場がどうよ、なんて言っても始まらない。日本人は「右向け右」を好む傾向があるが、この表れが増資ラッシュと、増資への資金調達売りラッシュにつながっている。


日本人の傾向は、価値を増大することより、安く買い叩くほうがお好みである。そんなことがバブル崩壊後のデフレスパイラルや、最近の激安品ラッシュ、最近の株式叩き売りに現れている。


日経平均 9,549.47 ▼127.33
TOPIX    837.71 ▼12.35
JASDAQ    44.80 △0.01


きょうの株式は…って改めて取り上げる気にもなれない。昨日もおとといも大筋では似た流れなのですから。増資に乗じて稼ごうとして、先回りの売りが出続ける。それだけだ。メガバンクや日立・NECみたいなところはもとより、三洋電機TOBを行うパナソニック(1143▼33)にもそんな気配を感じる。きょう三菱レイヨンを完全子会社化すると発表した三菱ケミカル(294▼16)もだ。


三菱UFJが、三井住友が、みずほが、日立が、NECが…どうでもいいわ。


「赤信号、みんなで渡れば怖くない」


そんな感じ。資金流入しようにも、増資で吸い取られるので、証券市場にカネは回ってこない。そのことで、単純に売りが出るだけならまだしも、しっちゃかめっちゃかな動きを見せるものも…。関西電力や中部電力の動きも理解に苦しんだが、花王の動きはダッチロール状態。昨日との比較だけなら「上げすぎの反動」だが、今週4日の終値を並べると、「普通→下げすぎ→異常なくらい上げすぎ→下げすぎ」の連続なのですから。


花王  (先週末2025)→2040→2005→2090→2030


花王の動きを見ると、振幅が激しすぎる。
日用品に、化粧品が主力の会社で、こんな動きなんてありえません。


特異点として語れるのはここぐらいです。何をやりたいんだ?


今日のカキコは以上です。