「決戦は金曜日」と、明日の民主党総裁選を、ドリームズ・カム・トゥルーの曲タイトルになぞってテレビ東京の番組で言われた。
だが、与党の様子を見ていると「ひとり上手」と中島みゆきの曲になぞるのが妥当か。


「いまそこにある危機」を通り越して「そして誰もいなくなった」となりかねない雰囲気。


昨夕、渋谷駅前交差点で、「中国人の多くは日本に来たがっている」って演説をぶっていた政治団体がいたが、実感はなに言ってるの?って感じがする。沈み行く経済でジワジワと生活が成り立たなくなってきて、先行きは明らかに悪化の方向なのですから。現状であれば、まだ「日本に来たがる」のはわかるが、先行きを考えれば「日本を出たがる」とせざるをえない。


「日本沈没」を緩やかに書いたような状況が今の日本なのですから。


昨日のニューヨークは、ドカンとあげた。「14時」が最近のキーワードのようで、昨日は上げのほうに向かってしまったって形だ。ですがねぇ、ニューヨーク株式の動きを見ると「ひとり上手」って感じがしてしまう。これが「時代」なんですかねぇ。


またきょうも「見」の相場になってしまいそうです。中島みゆきの唄も、ドリカムの唄も聴けない、「地上の星」のような殺伐とした場所で死を待ちに行かざるを得ないので、以上で終わります。