ロンドン五輪予選で、男子サッカー日本代表が、FIFAランキング1位のスペインを下したと、大騒ぎになっている。


それはいいんですが、日本の大・大・大・不景気を加速する象徴なんじゃないかとも思えてしまう。


7月発表のFIFAランキングでは、上位12ヶ国中4ヶ国が財政破綻懸念の国なのですから。1位スペイン、5位ポルトガル、6位イタリア、12位ギリシャと。20位の日本は財政危機国家の後を追うのか…と懸念せざるを得ない。
既に税収より国債発行額が多い状況が続いているところに、人口構成の高齢化に伴い社会保障給付費の増大に拍車がかかり続ける。さらに、団塊世代以上が自らの食い扶持を守るために、既得権益を守るために、子孫へ借金を残したばかりか、低賃金に追い込む非道をやり続け、さらに「保身」のために「規制」ばかりこさえて新しい芽を潰しまくった結果、ろくな新しい産業も出てこない暗澹とした凋落国家と化してしまった。


スポーツバーでは、人工衛星や東京タワーから発信される電波の中継を見て「スペイン撃破」と大騒ぎだったのは想像に難くない。


ですがねぇ…
がさつな、人格を根本から否定するばかりの、リストラの嵐に見舞われる日本ってなんなんでしょうね。gdgdになってしまうので、別立てにしました。


フジサンケイビジネスアイに載せられてしまった、東電以下のNECは2ちゃんねるでバッシング、炎上だ
http://ameblo.jp/platinumhills/entry-11313364536.html


土用丑の日のうなぎ、明日の隅田川花火大会、ロンドンオリンピック…こちらを書いている方が楽しいし、精神的にもラクだ。大島優子が、渡辺麻友が、柏木由紀が…とやっている方が、ブラック企業の悪事を暴くよりも楽しいし、精神的にもラクだ。大野智が、櫻井翔が、二宮和也が…こちらはあまり思い入れも何もないので書きようもないのはどうしようもないのですけど。世代的には国生さゆり、渡辺満里奈、工藤静香あたりを書く方がピンと来やすいってことはおいておいて…


だが、バブル崩壊以降暗転してしまった日本社会の中で、リーマンショック以降底抜けに酷くなってしまった日本社会の中で、激しい失望と憤慨を持たされざるを得ない事態だ。「もうがんばれないのに、がんばれを強要する」がんばる価値がなくなった。「がんばらないで賃金なりの仕事しかする意味がない」世の中なのに、搾取しかしない。


「値上げは権利だ」などと抜け抜けとほざいた東京電力前社長、許さない。
自分の保身ばかりに走って自分のクビを切らずに「リストラは権利だ」とほざく社長や幹部連中も許さない。


◇ ◇ ◇


きょうの東京株式市場は、ECBドラギ総裁が「ユーロを守るためにあらゆる手段をとる用意がある」と発言したことから、欧米株式がドカンと上がったのを受け、高く始まった。
だが、ピンポンダッシュのように勢いは最初だけ…


こういうときに上がるのは、景気敏感株なのはいつものことで、そうでないところはジリ安…いつものことだ。


ただ、中身は著しく薄い。
NK8500乗せで、例によって短期筋のディーラーが利益確定売りを出して腰を折るだけ。


日経平均 8,566.64 △123.54
TOPIX    726.44 △11.53


余計な事を書き過ぎてしまって、ぜんぜん市況を書いていないじゃないか。


市況とは違うが、ドカンと発表されている4-6月期決算の悲惨さったらどうにもならない。


富士フイルム、野村総合研究所が前年同期比大幅減益
富士通にいたっては前年同期比営業赤字拡大


日立電線は最終利益予想減額修正


どうしようもない。


コニカミノルタは大幅増益だったが。
JR東海・西日本は去年のゆり戻しで元に戻ったが。
大日本住友製薬は最終利益予想増額修正したが。


それから、200社ほどの決算発表があったにもかかわらず、自社株買いの文字は「宝ホールディングスぐらいしか見つからない。叩き売られている中、何考えているんだか???


今日のカキコは以上です。