1着  1 ビートブラック 3.13.8
2着 16 トーセンジョーダン 4
3着 11 ウインバリアシオン 2
4着  5 ジャガーメイル クビ
5着  8 ギュスターヴクライ 1 1/2

単勝 1 15,960円 14番人気 馬単 1-16 208,630円 135番人気
複勝 1
16
11
3,720円
400円
350円
12番人気
3番人気
2番人気
ワイド 1-16
1-11
11-16
8,400円
8,870円
760円
45番人気
47番人気
5番人気
枠連 1-8 3,580円 11番人気 3連複 1-11-16 97,140円 141番人気
馬連 1-16 61,570円 58番人気 3連単 1-16-11 1,452,520円 1023番人気


前残り…


それだけ。①ビートブラックと⑥ゴールデンハインドが大逃げ、最後の直線でビートブラックがゴールデンハインドを置き去りにしたところで勝負あった。それだけ。
勝てなくても真面目に走るのが2着・3着入線の2頭、後ろから2頭目、3頭目を進み、第3コーナーからスパートを掛けたはいいが、間に合わないと分かったのか、勝負をやめちゃったのがオルフェーヴル。


位置取りは、⑯トーセンジョーダンが7番手だった。ビートブラックを無視すると、前に行っていた馬とは能力が違ったということになる。それでも、最後の直線での差は4馬身までしか詰まらなかった。


足を余して3着に終わってしまった⑪ウインバリアシオンについては、位置取りからオルフェーヴルとの気性の差を指摘できてしまう。道中、オルフェーブルのすぐ前にいたのがウインバリアシオン。ビデオを見れば一目瞭然。
昨年のダービー、神戸新聞杯、菊花賞でオルフェーブルに一頭ついていき、3月の日経賞で"猫まっしぐら"ネコパンチ大逃げ勝ちを許しながらも2着に入ったのと似た感じ。勝ちきれないというより、相手が悪いか、展開が悪いか…敢闘賞ばかりの馬にありがちな、運の悪さ、巡り合わせの悪さが見て取れる。


そして、道中はウインバリアシオンのすぐ後ろに控えた⑱オルフェーブル
皮肉にも、後方待機につられ、大逃げになってしまった3頭(前述の2頭+③ナムラクレセント)以外は、オルフェーブルをマークするかのような団子の展開となってしまった。
阪神大賞典で世紀の逸走をした後だったので、折り合いをつけて前に壁を作って…まではよかったが


①⑥===③===後ろの馬群


となってしまい、結果的に自滅。皮肉にも逸走対策が逆効果、仇になってしまった。
道中ほぼ並走状態だった⑮ヒルノダムールと、終わってみれば11着同着。
勝ち目がないと、第3コーナー辺りで勝負を投げたとしか考えられない。


たまーにある、人気のない馬が大逃げしたらまんまとツボにはまって勝ってしまった。それだけ。


3月の日経賞・ネコパンチ
小森純が調子に乗ってしまったおととしの菊花賞・ビッグウィーク
2004年の天皇賞(春)・イングランディーレ
先日死亡したメジロパーマーのグランプリ連覇(1992宝塚記念→有馬記念)


などと一緒。
上がり3ハロンのタイムを見ると、善戦マンがワンツーを占めるところに、このレースの本質がある。言わずと知れたウインバリアシオン、一昨年に天皇賞(春)を制しているが戦績の本質は善戦マンのジャガーメイルがワンツー。
ナンバー3がトーセンジョーダン、ヒルノダムール、オルフェーブル、⑭ローズキングダム。勝ってしまったビートフラッグの上がり3ハロンは16番目。上がり3ハロンの順番と、レース着順がぐちゃぐちゃになっているのが、このレースの奇妙な結果に表れてしまったとしか言えない。


ご丁寧に、ビートブラックの父はミスキャスト。サンデーサイレンス×ノースフライトの良血ではあるが…
ミスキャストの息子が、天皇賞(春)でミスキャストされちまったぜ。


そんなしょーもない事でも書いていないと収まりがつかない。
レース終了直後から書き始めたのに、終わる頃は笑点開始。
座布団持ってってくれ、としか言えないお話はこれぐらいにしましょう。