街角にはクリスマスツリー
山下達郎の唄を踏襲してみたわけではないが、こんな光景が街に現れ始めている。
中山競馬場正門前のクリスマスツリーでやってしまうと「きっと君は来ない」と、東原亜希に重い印を打たれたようになってしまうのでシャレにならんのではありますが…
10日午後、汐留、銀座、有楽町と歩き回った。
WINS汐留にWINS銀座を巡った…平日にJRA開催などないからありえねー…
銀座8丁目の博品館前にはサンタクロースが置かれていた。資生堂パーラー入口にはクリスマスツリーが。銀座三越の銀座4丁目角には、巨大なクリスマスツリーの幕が張られていた。
博品館
資生堂パーラー
銀座三越
文字通り「街角にはクリスマスツリー」だ。
クリスマス商戦がどんどん前倒しされてきている表れでもある。
栄枯盛衰世の倣い…と言わんばかりにブランドショップやファストファッションが銀座通りや晴海通りに軒を連ねる一方、新橋寄りのクラブ云々は客足が遠のいてしまっているのが、看板の寂しさから分からされてしまう。
銀座松坂屋が恐ろしく分かりやすい。
1Fの通りに面するところはティファニーとなり、FOREVER21、MUJI、LAOXが入居する一方で、「松坂屋」の存在感は希薄化してしまった。まもなく建て替えのため閉店へ。3丁目の松屋、4丁目の三越に負け、ブランド直営店に負け、大得意だったはずのクラブのお姐さまは「失われた20年」で客が減ったあおりで減り…
一発逆転を狙っての事だと思われる建て替えはまもなくだ。
銀座5丁目のユニクロが、自社ブランドを着せた黒木メイサの巨大ポスターを張り出す一方で、銀座松坂屋はテナント以外にもDysonの掃除機巨大ポスターまで張り出される始末。まるでブランド植民地の様相。痛々しかった。
「アイ」があるはずのアップルストアは銀座3丁目、松屋の真向かい。社員が「アイ」をなくしてしまったNECは、東京国際フォーラムでiEXPO(アイエキスポ。NECの企業展示会)をやっていた。
松屋銀座
アップルストア
※東京国際フォーラムの写真はなし。巨大すぎるので、現場を撮影してもあまり面白くない。
アップルストアは平日昼間だというのに賑わっていた。この中の展示は、一番かさばるものでもMac Pro。iPad、iPhone、iPodと小物と大差ない大きさのものが主である上、棚に何段重ねなんてこともしていないので、店内は二次元の世界のようにも見えてしまう。
NECの方も賑わっていたようだが、暇な社員が三段重ねでやっている可能性も。賑わい方なら160円ぽっちの株価が怪しく見えるが、社員サクラだったら160円の証明だぜ。
開館当時は女の園だったはずの有楽町マリオンは、西武百貨店が撤退した跡にルミネが進出し、阪急百貨店はMEN'Sに変わりと、性転換を施したかに思えてしまったのは考えすぎだろうか…
去年の今頃は、有楽町西武閉店セールの時期だった。入れ替わった。
(10/11/12撮影)
中心街の中の中心街なので、いろいろ見えてきてしまうものです。
有楽町の女の園はその座を降りてしまったが、日比谷の女の園「東京宝塚劇場」は変わらないはず…
でも、昔のお嬢様がたむろし、入り口前にはポケットフォルダーに「スター」の名前をでっかく印刷したA4用紙を挟んで掲げる人が散見され、スターへのお届け物受付台が並んで設けられるようなところになど行く気にもなれなかった。
(10/11/12撮影)
まだ、麻生太郎がカクテルを飲む、真向いの帝国ホテルの方がマシ。
内幸町の東京電力本店にも、東銀座のJパワー本店にも、巨大な電波塔が建っている。発電所やら変電所やらとの通信に使っているのは想像に難くない。だが、電力会社が独自で通信設備を持たなければならない時代なのだろうか…この点には疑問を持たざるを得ない。
東京電力
Jパワー
東電正門前には、護送車と警察ワゴン車が1台ずつ配備されていた。
中の社員の多くは、高給を貪る特権階級だとバレテしまったので、怒りも買いやすい。
経営危機でゾンビ企業なのに、賃金カットされたとはいえ世間相場より高給な事には変わりなし。
門前の警官の本音は「こんな奴らのために」とはらわた煮えくりまくりなのが想像がついてしまう。
護送車の向こうが東電本店、隣の黒窓ビルはみずほ銀行本店
TPPがどうよ
東京読売巨人軍のお家騒動がどうよ
韓流ブーム捏造のフジテレビ批判・高岡蒼甫を旦那に持ち、出ているCMのオリンパスに内視鏡が入って不正経理が表面化してしまった宮﨑あおいがどうよ
書こうと思えば書けないこともないが、今日のところはスルーということで。