俗に就職祝い金なんて人は言う
再就職手当の話。
これは基本手当を一定以上残して
安定した職に就いた場合に
その残した分に一定額を掛けたものを
本人に支給するというもの。
ずっと期間満了まで基本手当をもらわず
早期に就職すると、本来もらえる筈だった
その分の一定額を支給することで
早期の再就職を促す給付となる。
但し、3年以内にもらったことがあれば
そう何回も離職を繰り返してもらいたくないので
支給しないことになっている。
これをもらう時には、もう再就職しているので
再就職してから1ヶ月以内に
申請書を提出して請求することになる。
更に再就職手当をもらった者が
前に勤めていた所よりも
今回就職した所の方が給料が安くて
それでも6ヵ月勤務した場合には
ご褒美?として就業促進定着手当
というものが支給される。
給料が安いと意欲が出ないので
辞めようかな?と思いがちなので
ちょっと待て、半年頑張ったら
これを支給するので頑張れ!ということ。
支給される額は、ざっと言えば
前の仕事との給料の差額分。
但し、上限額が設定されている。
※ 2種類あるのであるが
再就職手当の計算時に
6割掛けた場合は、4割
7割掛けた場合は、3割を
基本手当×支給残日数に掛けた額。
→ つまり再就職手当+促進定着手当で
10割と設定されている。簡単でしょう?
この定着促進手当は、6ヵ月勤務が
前提なので、6ヵ月経過後2ヶ月以内に
申請を行なうことになる。
再就職手当は1ヶ月以内
定着促進手当は2ヶ月以内で
半年も経てば、仕事に慣れてきて
忙しいだろうから、申請時期に
余裕を持たせてあると考えると
す~ っと頭に入る筈。
次回に続く。