クイズでも実はないのですが
法律には罰則というものがあります。
罰則というのも、軽いモノから
重いモノまで色々ですが
さて、労働基準法で一番重い罰則が
あるのはなんでしょう?
一番重い、ということは
一番労働基準法上
やってはいけないことです。
う~ん、どうでしょうか?
正解は強制労働です。
本人に働く意思がないのに
労働を強制するというものです。
では、健康保険法上で
一番重い、やってはいけない
というものは何だと思います。
おそらく、多くの人が答えるのが
不正受給だと思います。
保険給付を不正に受給する、
これはもちろんダメなのですが
正解は情報の流出
つまりは守秘義務違反です。
健康保険というのは、本人のみならず
被扶養者、つまりは家族の情報を
保険者は管理できるわけです。
それを漏えいしてはならぬ
というわけなのです。
このように法律によって
重い罰則の対象というのは
色々変わるものであります。
たまには社労士なので
こういうことを書かなくてはと
今回書きました。
おそまつであります。