こんにちは。学習塾栄成の名倉です。

 

今回は「医学部偏差値ランキングが個人によって変わる理由」について思うことを書こうと思います。

 

wakatteTVで横浜市立大学医学部が特集され、そのコメント欄で医学部ランキングが話題になりました。

X(旧Twitter)における高田ふーみんさん(@tigakukirai)の投稿より引用

 

このランキングに対しても、東北大学や大阪公立大学の医学部がないとの指摘がないなど様々なコメントがありました。

 

なぜこれほど個人によって医学部ランキングが変わってしまうのか、そして、通っている大学のランキングを高くしがちなのか、それは他大学の知識不足もありますが、やはり良い思い出補正や入学年度補正が原因であると思います。

 

【良い思い出補正】

医学部ランキングやその予想は様々なサイトで書かれています。当然その順位はサイトによって多少異なりますし、自分の大学が低い場合や高い場合があります。その時、本人の心理としては良い方の順位を強く意識し、そのランキングが正しいと思い込むと思います。

 

【入学年度補正】

良い思い出補正と似ていますが、入学した年によって医学部の偏差値や当時のランキングは異なります

例えば、以下のサイト、医学部受験マニュアルさんによると、2021年は横浜市立大学医学部は北海道大学よりも順位が低いのに対し、2023年では横浜市立大学の方が医学部が偏差値が高い結果になっています。年によって偏差値は変わってきますので、断定するのではなく、あくまで似たような偏差値帯がどれなのかで考えると良いと思います。

 

 

いずれにしても医学部に入ることは難しいため、それぞれの人が勉強を頑張ったのは間違いありません。また、横浜市立大学医学部に関しては他の医学部と比較して問題が簡単な傾向があるため高得点勝負になりやすく、逆に言うと、超難問を解かなければいけない入試問題よりも運による要素が少なく、基本的な問題をしっかりと解ける方は受かりやすいと思います。

 

学習塾栄成では受験に関する無料相談、体験授業も行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

皆様が志望校の大学に合格されることを心よりお祈りいたします。