今回は、本当の自分を生きると、なぜ病人をやめられるのか?

というお話です。

 

ただこのお話は、病人で居ることが本当の自分を生きる目的そのものの場合は、

当てはまりません。

その場合ご本人は、ご自身を病人とは認識されていないと思います。

 

 

だから、病気になる

 

2013年度の政府統計では、人口に対する通院者率は37.8%となっており、

約10人に4人は、なんらかの病気・不調で通院しています。

 

また2016年、国立がんセンターは、新たにガンと診断される人は100万人を突破し、

ガンで亡くなる方は37万4000人で過去最高になる、との予測結果を発表しました。

 

 

これほど多くの方を病気にさせている要因は、一体なんなのでしょうか?

 


【従来から認識されている病気のメカニズム

 

 

一般的な認識では、【食生活】【ウイルス・菌】【ストレス】【環境】【遺伝要因】【生活パターン】といった様々な要因が身体に作用し、

病気・不調になるとされています。

 

  

これに加え、いま心理と身体の繋がりを解明する最新の研究も、

大変注目されています。

 

 〈精神神経免疫学〉は、

心理的因子と自律神経系・内分泌系との相互作用を研究する学問で、

古来から言われる「病は気から」の、生物学的根拠を解明し始めているのです。

感情を扱う点で、上図の【ストレス】の項目をより掘り下げた学問とも言えます。 

 

 

【精神神経免疫学が解明する病気のメカニズム

 

 

上図の様に、①で認知したネガティブな感情体験という刺激により、

ホルモン・コルチゾールが放出され、その作用は全身に影響していきます。

 

そして感じている感情が表現されれば、

身体への影響は速やかに終わっていくのですが、

表現しない状態が持続すると上図の反応が慢性的に持続し、

様々な病気・不調の地盤を築いてしまうのです。


詳細は割愛しますが、上図とは逆の、

免疫を上げ健康の維持を強化する生体現象もあります。
 

ただ、何れにしても感情が表現されないと、

これまた過剰な反応となってしまうのです。

 

この研究は、世界中の医師の間で賛否両論がありますが、

古くて新しい病気のメカニズムとして、対症療法の在り方に一石を投じています。

 

 

 

Noと言うことを学ぶ機会を与えられずにいると、

ついには私たちの身体が、私たちの代わりにNoと唱えることになるだろう

 

ガボール・マテ / カナダ・医学博士

 

 

 

 ・同じ環境で過ごしても、

  インフルエンザや花粉症になる人もいれば、ならない人もいます。

 ・同じ食べ物を摂取しても、健康な人もいれば、具合が悪くなる人もいます。

 ・同じ治療をしても、全快する人もいれば、しない人もいます。

 

〈精神神経免疫学〉によれば、この差は感情の抑圧度合いにより生じているのです。


実際に当サロンをご利用頂いている病気・不調の方の全員が、

怒り・憎しみ・妬み・憤り・悲しみ・罪悪感・寂しさ・恥ずかしさ…といった、

ネガティブな感情を表現しないまま抑圧したり、見ないよう蓋をされていました。

 

病人をやめる上で、感情の抑圧と言う原因を解決していく事は、大変重要なのです。 

  

 

そして、感情を抑圧することは「本当の自分を生きない」ことへと、

連鎖していきます。

 

 

だから、自分を見失う

 

人間は、プログラムされた通りに反応するロボットではないですよね?

 

ネガティブな感情を抑圧し続ければ、

悦び・楽しみ・嬉しさ・快適さ・好奇心・感謝・愛しさ…といった、

ポジティブな感情にも自然と抑圧がかかっていきます。

ネガティブな感情だけブレーキをかけることが、出来ないのです。

 

それが自分らしさを見失わせ、本当の自分を生きることを困難にしていきます。

何故なら、個性は頭で考え判断することではなく、

感情・感覚で育まれるものだからです。

 

例えば、  

 「ああ、身体動かすの気持ちいいな♪」

 「うわあ、お花に囲まれて幸せな気分♡」

 「計算がぴったり一致した時は快感!」

 「この紫色が、ほんと私の感性にピッタリ♪」

 「手料理を美味しいって言われると、すごく嬉しい♡」

 「この開発に取り組んでいると、夢中になって時間を忘れる!」…等々、

 

私たちは、対象にどのような感情・感覚を抱いているかを感じることで、

自分が関心があること、興味が向いていることを掴みとっているのです。

 

普段、「あなたの個性は間違えている」とか「赤色を好きなのは正しくない」

と表現しないのは、個性は思考の判断で解るものではないからです。

 

 

個性を活かして、自己拡大していく人生を歩むことで、

初めて、自分自身を生きているという 『存在の悦び』 を実感します。

 

この、なんとも穏やかで満ち足りた感情がある時、

健康を維持する生体現象が、病気になる生体現象を上回り続けるのです。

 

 

感情の抑圧は、『存在の悦び』を徐々に葬り去っていきます。

 

そして、感情を抑圧する代わりに、

思考の判断が人生の選択の大半を占めていくようになります。

しかし、思考は自分らしさとは無縁の、

正否・善悪・勝負といった判断・評価をしたがります。 

 

思考の判断を基準に生き方を選択し過ぎることで、

「本当の自分」を見失っていくのです。

 

 

感情の抑圧が本当の自分を見失わせ、
行き場を失った本当の自分が、

病気・不調となって表現されるのです。

 

 

ご自身の身体を張ったメッセージを、

無視し続けるのか、しっかりと受け止めるのか、

どちらを選択するかで、今後の人生がまるで違うものへと変わるでしょう。

 

 

 

 

感情の抑圧、その背後にあるもの

 

そうは言っても、感情表現や自分を主張することに、

抵抗や嫌悪感、苦手意識がある方も多いでしょう。

私自身がそうでしたから、とてもよく共感出来ます。

 

 ✔️ 自分の中の何かが邪魔をして、その一言が言えない。

 ✔️ ついつい、その場の空気を読むことを優先してしまう。

 ✔️ 感情的なのは、大人げない、みっともない。

 ✔️ 他人にどう思われるか?評価されるか? が気になってしまう。

 ✔️ 良い人、良いパートナーでいたい、という感覚がある。

 ✔️ 変えたいと思っていても、何故だか同じパターンを繰り返す。

 ✔️ 自分を表現するのが恐い、自信がない。

 

上記と似たような心境・状況がないでしょうか?

 

その背後には、〈セルフイメージ〉〈観念フィルター〉という

決定的な要因があります。

 

このメカニズムは、

〈細胞生物学〉〈脳科学〉〈心理学〉〈言語学〉〈量子論〉など、

様々な分野からいま急速に解明され、統合的な体系が出来つつあり、

時代の流れが大きく変わる真っただ中であることを、とても好意的に感じています。

 

 

【セルフイメージと観念フィルターの概要】

 

 

 

例えば、

 「私は人から認められない人間です」というセルフイメージの方が、
 なにか嬉しいことがあって「わたしこの前、こんなことがあったの♪」と

 感情表現をしました。

 

 すると、他人はセルフイメージの通りにあなたを扱おうとするので、
 「そんなことで自慢するなんて大人げないな…」等の反応をしてきたとします。

 

 すると、観念フィルターには「世界は冷たく寂しいところだ」等と

 書き込まれます。

 

 すると、「世界は冷たく寂しいところだ」というニュースや話題等に同調し始め、

 しまいには、感情表現することに躊躇するようになります。

 

感情表現しても認められないばかりか、嫌われる思い込んでしまうのです。

 

そして似たような体験を繰り返すことで、ますます

「私は人から認められない人間です」という〈セルフイメージ〉と、

「世界は冷たく寂しいところだ」という〈観念フィルター〉が、

真実であるという強固な思い込みを形成していくのです。

 

 

良くも悪くも、人は自分のセルフイメージと観念フィルターが真実だと、

無意識に証明する人生を創り出します。

 

 

この現象は、自身の〈セルフイメージ〉〈観念フィルター〉が、

誤っている前提に立ってしまうとあるゆる判断が不能となるからで、

情報処理により生命存続を有利に運ぼうとする人類は、
脳を進化させることで、そのように機能させているのです。

 

 

ここで、簡単な実験をしてみましょう。

 いま、部屋の中を見渡しそこに〈木製品〉がいくつあるか、数えてみてください。

 ・・・・・

 あなたは、部屋の中にある〈木製品〉がいくつあるか数えましたが、
 〈プラスチック製品〉がいくつあったかは、数えていませんよね?

 

脳は、自分が意識した "問い" だけに反応して "答え" を探しだそうとし、
"問い" 以外のことに、そもそも関心を示しません。

あなたがいま、病気・不調で悩まれているなら、それは "問い" が、

病気・不調になるような〈セルフイメージ〉〈観念フィルター〉をベースに

投げかけられているからです。

 

その "問い" に対して、わざわざ病気・不調という"答え" を探し出し
〈セルフイメージ〉〈観念フィルター〉が真実であることを、

証明し続けているのです。

 

あなたが現実だと思っていることは、

自分の〈セルフイメージ〉〈観念フィルター〉に合う様に、

どんどんと自動で加工されていくのです。

 


このメカニズムを逆手にとって活用すると、

世界の観え方が激変し始めます。

 

 

「本当の自分を生きる」ことを、

難くしている今まで〈セルフイメージ〉〈観念フィルター〉を、

生きやすくする本来〈セルフイメージ〉〈観念フィルター〉調整すれば、

感情を抑圧しなくて済むばかりか、

従来では考えられない変化を起こすことも可能となるのです。

 

「本当の自分」という自分軸がしっかりと起立し、

人生の様々な選択の場面で、自分自身を貫くことが出来る様になります。

 

 

 

脳科学+心理技術+言語学を駆使し、本当の自分を生き難くしている背景にある、

〈セルフイメージ〉〈観念フィルター〉を調整するコンサルティングを、

当サロンでは 《LifeTune-ライフチューン》 と呼び、ご提供しています。

 

ライフチューンのロゴ

 

問題が起きた時と同じ次元の見方、捉え方をしていては

問題は決して解決されない

 

アルベルト・アインシュタイン / ドイツ・理論物理学者

 

 

 

 

そして、着替える様に目を覚ます

 

〈セルフイメージ〉〈観念フィルター〉のほとんどは、

単なる思い込みでしかありませんが、

脳は、あたかもそれだけが自分自身や世界であり、

それ以外の真実など存在しない、かのように機能します。

これが、あなたを悩まし縛り続けている、

なにか得体の知れないシステムの正体です。

 

 

単なる思い込みや癖であるなら、洋服を着替えるように変えていくことが可能です。

あなたは、すっかり忘れているもっと素敵でとてもお似合いの服をお持ちなのです。

 

それに着替えることに、

 ✔️ 似合わないのではないか? 
 ✔️ 慣れないのではないか?

 ✔️ 今までのはなんだったのか?

 ✔️ 今さら着替えなきゃならないのか?

 

といった不安や抵抗、意地やプライドを感じられる方もいらっしゃるでしょう。

 

それでも、着替えることに途轍もない価値がある! そう声を大にしたい理由は、

〈セルフイメージ〉〈観念フィルター〉の影響は、

病気に限ったことではないからです。

 

ビジネス、夢の達成、人間関係、恋愛、結婚、妊娠、子育て…等々、

人生のあらゆる体験に今も影響を及ぼし続けているのです。

 

もし、病気・不調、問題・不運、悩み・不安を生みだし続け、

自分の人生を生きる悦びを感じられないのであれば、
その人生を創り出している〈セルフイメージ〉〈観念フィルター〉を、

人生を創造し望む結果を生みだすものへと、変えればいいのです。


 

それが、本来のあなたの姿だと、

私どもは信じて疑いません。


 

そして、本当のあなたが目を覚ますことで、

今までの体験は無駄ではなかったんだ…このことも実感されることでしょう。

 

 

 

本当の自分を生きてる! という 『存在の悦び』ほど価値のあるものが、

果たして人生に、どれほどあるでしょうか?

 

 

 

あなたという、欠け替えのない「存在の悦び」を発揮するのに、

お手伝いが必要なら、エキスパートの私たちを頼って下さい。
 

∞本質へ還る音-A.U.WA∞ https://auwa666.jimdo.com/