今の私、

私が入社したとき、
とてもこわい部長が部屋の片隅に
座っていました。

部下に指示?出しません。
報告を求める?求めません。
電話でどなる?電話なんてほとんど
しません。時々、ぼそぼそと2,3
言葉を出すだけです。
会話?ありません。
何をしているの?わかりません。
時々、いなくなります。

みんな緊張感の中、黙って仕事を
していました。私語なんてありません
電話の声も当然小さくなります。


でもね、そのころは
わが社には、愛があったのですよ。


上記は、私が入社したときの話です、
業務内容?、何してもいい、自分で
探しなさい。
厳しいトレース?全然ありません。
しばらく、呆然と座っていました。
何かしていないといけないと思い
ひたすら調査していました。
指導?全然ありません。
上記の状況です。

新製品の開発をすることにしました。
ごくたまに状況の報告をしていました。

数年後、結果は、失敗でした。

それと同時に、こわい部長は、何も
言わずに会社をやめられました。
これが、私の知っている上司です。

それから、何人か、雰囲気は違いますが、
同じような部長、課長が上につきました。

こわい部長は、1部上場の会社をやめ
ましたが。とても小さいですが会社を
つくり、社長になりました。

今、状況は違いますが、同じ立場に
向かっています。

夢、希望、現実を捨てずにどうすれば
いいか。
こわい部長にあいたくなりましたね。

大学を卒業するときに、先生が、
これまでと、これからは世界が変わり
ます。必ず、いきづまることがあるで
しょう。その時は、ここに帰ってきな
さいと言われていました。

なので、帰ることにします。

つづく・・・