池袋ギーゴに着くと当時B1に物凄い数の対戦台が立ち並んでいた。

そしてそれを取り巻くように物凄い人の群れを作り、異質な空気を醸し出していた。


その熱気に正直着いた瞬間に飲まれた(笑)

しばらくその空気に慣らすかのようにいつものコーヒーを飲みながら観戦をしていると、

ここのレベルの高さもとても驚いた。


なにしろ速度が速い。対戦キャラクターの動きもそうだが、対戦者の入れ替えやコイン投入、試合終了までも凄い速度で流れていく。まさに自分にとって圧倒された瞬間でもあった。


そんな中、少しずつ落ち着きを取り戻し冷静に場内を見渡すとここのキャラの流行に目が留まった。

なんとここでは、アキラとラウが比較的多く使用者のレベルもとても高いのだ。

ホームと成増のセガワーしか知らない自分にとっては対戦するのもまた違った雰囲気の中での

緊張がとてもあった。


最初の相手はアキラ。最初という事で一番使い慣れている「 サラ 」で行く。成増の英雄ほど魅せる腕はないが、非常に強い。起き上がりの二択の中でパンチ→倒身捜腿の投げをことごとく決められる。

しかも一度寝かされるとタイミングを計った槍下炮をことごとく当てられ二度と起き上がれない…。


そのままストレート負け。ギーゴでのデビュー戦はやはり敗北からのスタートであった。