10月12日にワイン会を行いました。第1回とありますが、第2回の予定は全然ありません。念のため。でも、第1回を終えて、ぜひぜひ第2回もやりたいと思いました。それほど、みなさんに喜んでいただけたと思います。


と、いきなり、シメの文章のようですが。


詳しく説明しますと

 かねてからやってみたいと思っていたのですが、なかなかできなかったワイン会。「やらないの?」とよくお客さんからきかれてはいたのですが、ずぼらで腰が上がらない。

 きっかけは、「クラブ・エスパーニャ・京都」という協会(京都のスペイン料理レストラン関係者が立ち上げた協会。誰でも会員になれます)が白井松新薬という、東京の会社(本来薬屋さんなのですが、社長の趣味なのか、食品部という部署があり、スペインのワインや食材を輸入して数十年にもなる、スペイン関係では最古参のインポーター)が輸入しているスペインワインを用いて、白井松新薬のワイン専門家を呼んで、セミナーを行った、というもの。それも、当プラテロが場所を提供したのです。

 セミナーは昼間2時間ほどだったのですが、せっかく来てもらったのだから、じゃあ、夜はウチの店で、実際に白井松さんのワインを料理に合わせてもらおう、と思い立ったのです。

もちろん、1か月以上前から、お客さんにメール等をだしまくり、すぐに満席になりました。22名様。


意図したわけでもなく、結果的に、なのですが、ワインだけでなく、白井松さんの食品関係もメニューには登場してもらったことになりました。


では、順番にコース料理とワインの説明を。(記録のためにも)


①アぺリティーボ: 

  いわしの唐揚げ ニンニク・ビネガーオイルソース

  と

  マンサニージャ・ドン・ホセ・マリア(サンルーカル・デ・バラメダ)



 京都木屋町にあるリカーショップノノヤマ&スペイン料理PLATEROのブログです。

揚げもんとシェリーは合いますな。アンダルシアは魚介類の揚げもんが多く、

シェリーはアンダルシアのものなので、当然といえば当然。シェリービネガーの酸味が、引き締めます。


②ピンチョス3種

   ・ポテトとコンフィした大しめじとフォアグラとリンゴジャムのミルフィーユ

   ・タラのブランダーダ

   ・エビとクリームチーズとアボカドとチョリソの春巻き

 と 

  白の微発泡性ワイン グラモナ・ムースジャン・ブリュット・ビノ・デ・アグハ(カタルーニャ)


(写真なし)


バスク地方のピンチョスを意識しました。ブランダーダとは、直訳すれば「やわらかくしたもの」の意。

ニンニクオイルで煮込んだタラの身に、ゆでたポテトと生クリームを混ぜます。

この微発泡性白ワインが、辛口ですっと飲め、タパス、ピンチョス、といったたぐいのものがどんどん入りそうです。


③魚料理:

  甘鯛のソテー(オーブン焼き)生ハムのせ 赤ピーマンソース

  白の フランソワーズ・リュルトン・クエスタ・デ・オロ(ルエダ)



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甘鯛は和食と違い、うろこはとってしまいます。皮目をソテーしたら、生ハムをのせてオーブンへ。

生ハムの塩分が甘鯛に移り、生ハム自体はパリっと仕上がります。赤ピーマンソースは、ナバラのピミエント・ピキージョという、スペイン独特の赤ピーマンから作ります。甘く、ほろ苦い、おいしいソースです。

クエスタ・デ・オロは力強く、甘くほろ苦いソースをしっかり受け止めてくれました。


④肉料理:

  仔羊のオーブン焼き

  赤のロダ(リオハ)



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仔羊に単純に塩をふって、オーブンに入れて焼いただけのもの。

ソースは仔羊の骨からとったスープを煮詰めます。ガル二に、そのスープでつくった、リゾットを。


単純な料理ですので、中道を行くようなワインを。単純なワインというわけではありませんよ。複雑な素晴らしいワインです。でも、くせがなく、呑み飽きないワインですね。



⑤肉料理:

  牛フィレ肉の赤ワイン煮込み

  赤のサン・ロマン(トロ)



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おまたせの濃いワインです。力強く、濃く、口の中がねっとりして、それが残りそう。ここまでくると、ワインだけで飲むのは無理な話?で、一緒に牛肉を食べましょう。フィレ肉は一晩赤ワインに浸けこんだものを、表面を焼いて、またそのつけ汁(ワイン)の中で煮込みます。そしてそのつけ汁からソースを作る、まあこれも単純な料理。


⑥デザート:

  アロス・コン・レチェとバニラアイス、フルーツ

  エミリオ・ルスタウ・モスカテル



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いわずとしれた、スペインのデザート。これが、好き嫌いが分かれるんだよな~また。まあ、「米を牛乳と砂糖で煮込んで冷やす」といったら、毎日ご飯を食べている日本人は顔をしかめるのはわかるんですが。おいしいのに。

モスカテルは、そのものモスカテルという品種のブドウから造る甘口のシェリー酒です。食後にちょっとだけ、小さなグラスで飲んでチョ。(好きな人はたくさん呑んでください)



こんな感じで、やれやれ、おわりました。ニコニコ


料理を作るのに精いっぱいで、ワインの解説は、白井松の方に任せきり。たまに客席に顔を見せて、料理の説明をしましたが、あわててて何を言ってる事やらです。

ワインの解説が、お客さんの興味をうまく引き出したのか、とても評判が良かったみたい。大盛況で無事終了。


実はわたし店長、風邪をひきまして、当日がピークのしんどさプンプン。でも、アドレナリンだしまくしで、乗り切りました。


またやりたいですね。スペインワインのおいしさを皆さんに知っていただくためにも。チョキ

白井松の西田さん、田村さん、ありがとうございました。


ではではパー

店長