私の目的は
1:まだ評価されていない価値、会社を評価すること
2:それを分かりやすく伝える事です。

 
このブログを通じて、日本の中小企業について周りに教える事ができたら幸いです。 
コンセプトは分かりやすく。 なので分かりやすいように、会社を6つのステータスで、合計30の項目で評価をしています。 

とりあえず、30に近ければ近いほど、私が優れた会社だと解釈したという事です。 
体感、20以上でかなりすごい。25を超える企業はかなり珍しいです。 

今回はこの企業: 
株式会社clean ventureを紹介します。 

clean ventureは、 
太陽光発電所を「作って・動かして・電気を売る」までを 
全部自分たちでやる再生可能エネルギー企業です。 

 

強みは、 
☑ 設計〜施工〜保守〜売電までの一貫体制 
☑ 全国での施工実績 
☑ 再エネ市場そのものの成長性 

 

弱みは、 
☑ 技術が業界標準の組み合わせであること 
☑ 急成長を支える人材・資金・管理体制の負荷
です。 

 

私の解釈「夢は大きいが、足場はまだ不安定」な再エネ企業。 

もう少し現実劇になるべきだと私は考えます。 

私の率直な評価を先に言います。 
 
株式会社クリーンベンチャー21は、再エネ一貫型という構造は素晴らしく、今後も伸びていける会社だと考えます。 

 
ただし、この会社、急速な拡大を狙っています。 

年率50%成長・2030年100億という数字は、実行難易度がかなり高く現実的ではありません。 
評価は盛りすぎず、現実ラインで見るべき会社だ。 

これは「悪くない会社」 
 
だが、「技術で圧倒する会社」ではない。成功の鍵はただ一つ。 
年率50%という夢を、30%に落としてでも“壊れずに走れるか”。 

ここをどう制御できるかで、この会社の未来は決まる。 

再エネは希望の産業。だが、希望だけで組織は回らない。 

 

6指標による評価(妥当・一般目線) 

 

① Depth|C 

太陽光の設計・施工・O&M・売電まで一貫は強み。 
ただし、技術自体は業界標準の集合体で、 
「ここでしかできない」決定的な技術は見えにくい。 
→ オペレーション型のDepth。技術突破型ではない。 

 

② Track Record Quality|B 

2001年創業、20年以上継続。 

再エネ業界で 
20年以上、軸をブレさせていない 
という事実だけで、相当な信用です。 

特定電気工事業の大臣許可+全国展開実績は評価できる。 
ただし、超大規模・国家級案件の実績は読み取れない。 
→ 堅実だが、レジェンド級ではない。 

 

③ Sustainability|B 

再エネ需要は追い風。 
一方で、人・資金・施工能力に強く依存する成長モデル。 
年率50%成長は、組織が先に壊れるリスクを孕む。 
→ 拡大スピードを誤ると失速しやすい構造。 

 

④ Philosophy|C 

「安価で安定した電力」「再エネ普及」という思想は正しい。 
ただし、どの再エネ企業も言っている領域に留まっている。 
この会社“ならでは”の言語化はまだ弱い。 

 

⑤ Market Misalignment|C 

再エネ業界自体が注目されているため、 
「良いのに知られていない」歪みは小さい。 
→ 評価されにくい企業というより、競争が激しい企業。 

 

⑥ Translatability|B 

「建設から運営まで一貫」「自社保有で売電」は説明しやすい。 
ただし、投資家向けに“なぜ勝てるか”の翻訳がまだ粗い。 
→ 数字と物語の接続が弱い。 

 

総合評価まとめ(短く) 

・事業モデル:◯(再エネ一貫型) 
・技術の独自性:△ 
・成長野心:◎(ただし過剰) 
・実行難易度:高 
・全体評価: 21点

 

参考資料: 

会社のこれからの戦略 
→ https://growth-100-oku.smrj.go.jp/companies/pdf/01795-00.pdf 

会社のホームページ 
→ https://cv21.co.jp/