遂に観てきました、「ルパン」!!!

本当は昨日観たんですが、阪神優勝をその後にテレビで観てしまったので、ブログに書くのが今日になりました(^ ^;


それでは、ちょっこし観た感想を書いていきたいと思います。


この作品は、モーリス・ルブラン原作の「カリオストロ伯爵夫人」をベースに、「813」や「奇巖城」の名場面が盛り込まれているので、観終わった感想といたしましては、お腹一杯ごちそうさまでしたってカンジです。

…どういうことかというと、私は他の「アルセーヌ・ルパン」の映画作品を観ていないので、本でしか「アルセーヌ・ルパン」の世界を知らないわけですが、この映画を観たことによって本の中での世界がぐっと現実感を帯びて感じられたので、しかも3つの作品をベースにしているので、目まぐるしく上映されている間、飽きがこず、見終わって満足したっていう気持ちが残った、ってことなんです。


でも、やっぱり映像っていうのはイイですねー

例えば、ルパンがどんなに素晴らしい宝石を盗ったとしても、文章からだけだと、その美しさは伝わりずらいですが、映画だと、カルティエのデザインと宝石の美しさ豪華さが伝わってきますから。


それと、美術と衣裳。

私はルパンの本を読んだおかげで、シルクハットとモノクルとマントが好きになりましたので♪

残念ながら訳本の表紙を飾るルパンの挿絵は、あまり素敵ではなかったので、いまいちルパンの顔というのがイメージできなかったのですが、(ましてや、フランス人の顔なんて想像できませんし…)、今回のルパン役であるロマン・デュリスはとてもハンサムで、そしてルパンとして表情豊かだったので、おかげさまで、

「モノクルをかけてシルクハットを被り、マントをひらひらさせながら優雅に大胆に活躍するルパン」のイメージが私の中で完成しました☆☆葉巻をくわえてる姿が素敵でしたねー♪

美術ですが、これはもう一度じっくり見たいです!鑑賞の一度目というのは、ストーリーの展開にどーしても目がいってしまうので、ベル・エポックを再現したセットの細部を細かく堪能することができなかったので、DVDが早く発売されるのを待ってます。


ストーリーの内容ですが、うーん、上手く書けないです……

まだ鑑賞してから日が浅いので、少し興奮してるのかもしれませんし、ストーリー展開の疑問とかもあるのですが、というか言いたいことを全部言ってしまうと、脈絡のない文章が永遠と続いて終わりそうにもないので、これを読んだ皆さん、是非、映画「ルパン」を観てください!!ということで(^^;


映画を観てから、気分はすっかりおフランスモードです。

いままで、フランス映画なんて一度も観たことがなかったので、フランス語が2時間も続くと新鮮でした。

私の中で、フランスは憧れの国です。

ベルギー、オーストリア、スペイン、イタリア、イギリス、トルコ、エジプトなどなど、素晴らしい建築がたくさんある国はありますけど、その中でもフランスを一番に思ってしまうのは、小学生の時に初めて読んだ「アルセーヌ・ルパン」がフランス人で、それが海外の建築、外人の生活様式を初めて感じたからだと思っています。それまでの私は、戦国時代、江戸時代、の時代劇と本で頭の中は占められていたので。

そういう意味で、この映画を観て、最初の頃の気持ちに戻って、また海外の勉強をしようと思いました。

そして、近いうちに、本物のフランスを感じに行きたいですね♪