邦題は「ウェルカムドールハウス」なんやけど、ほんまは「welcome to Doll house」

「マイビッグファットウェディング」といい(これは「My big fat Greek wedding」なぜ放題はこういう適当な略し方をするのだろうか?全部日本語英語のせいやと思うけど、こういうとこはしょっちゃうから日本人は英語できへんのやわ。


まーそんな文句はおいといて。


この映画は多分「ゴーストワールド」と同じような映画らしいけど、違う!違うよ!

確かにドーンが人形の首をノコギリでちょんぎりかけ状態にしてたり、夜中にこそっと金槌を持ってビデオを破壊したり、所々でかかるあの音楽が笑いを誘うわけやけど、かなりシビアっていうか泣きたくなるシーンがいっぱいあった。それはたぶんこの映画がとても客観的な視点で撮影されてるからやと思うけど(ゴーストワールドはイーニドが中心)。


しかも!私は最初ガールズムービーやと勘違いしてたので、スティーブにラブなドーンがどんどんかわいくなっていくのやと思ってたらそんなことはなく、ただひたすらブサイクなまま。

てゆーかラルフちょっとかわいそうやね。


なんやろう、ゴーストワールドは笑えるけど、これは笑えなさ過ぎるシーンが激しすぎてなかなか人には勧められないと思った。ただラスト、ディズニーワールド行きのバスに乗ったドーンはきっとあのまま突き進んでいくのだろう。決して大学デビューはしないで頂きたい。

でも最後でちょっとだけ兄が救いをドーンに投げかけていたから(それでも他人ごとやけど)それだけはマシかもしれない。


兄バンドの「♪welcome to the Doll house」という歌が割りと好き!