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渋谷宙希のブログ

音楽、映画、写真、本。趣味のブログです。

 

「リリス」

ジョージ・マクドナルド

★★★★☆

 

 

「不思議の国のアリス」で有名なルイス・キャロルとも交流があり、「指輪物語」のトールキンや「ナルニア国物語」のルイスに絶賛されている作家

 

 

ジョージ・マクドナルド

 

 

は以前からずっと読みたいと思っていたんですけど、初めて読むことができました。

 

 

ファンタジーという言葉が生まれる前のファンタジー小説です。

 

 

マクドナルドは元々は児童小説をたくさん書いていて、児童小説の世界では有名でしたが、今回読んだ「リリス」はそんな彼が晩年に書いた大人向けの幻想小説です。

 

 

とにかくこの小説に出てくる幻想的なイメージの数々は後のファンタジー小説に凄く影響を与えたんだろうなぁ、と読んでて感じることができました。

 

 

物語の内容も割ときちんとしているんですけど、それよりもとにかく幻想的なイメージの数々がとてつもなく素晴らしい。

 

 

この小説、翻訳を

 

 

荒俣宏

 

 

がしているんですけど、日本に幻想文学を広めて功労者の一人だそうですね。

 

 

知りませんでした。

 

 

物語の内容としては、本当にファンタジーの王道的なもので、びっくりしました。

 

 

この小説が発表されたのが1895年ということなので、今から120年以上前の作品ですよ!!

 

 

主人公がひょんなことから異世界への扉を発見し、その異世界を冒険して成長する。みたいが内容なんですけど、これってもう今のラノベなんかにも通じる王道設定ですよね。

 

 

異世界に行った主人公がその世界で活躍する。みたいなね。

 

 

そんな、小説が120年前にすでにあって、今読んでもその幻想的なイメージは新鮮に感じることができるんだから凄いことですよ。

 

 

ストーリーの内容としては、中盤から宗教的な内容になってくるんで、キリスト教にあまり親しみのない自分なんかはピンとこない部分なんかもあったんですけど、それにしても普通に面白かったです。

 

 

「不思議の国のアリス」とも通じる世界観だなぁ、と思っていたんですけど実際にマクドナルドはキャロルに助言を与えていたとか。

 

 

助言をもらったキャロルの作品が今だに世界中で読み続けられているのに対して、マクドナルドのリリスはなぜ一般的にはあまり知られていないのか?

 

 

それは結構簡単に説明できると思います。

 

 

それは、主人公が成人男性である「リリス」と美少女である「アリス」の違いでしょう。

 

 

やっぱり、異世界に迷い込むのはおっさんよりも美少女がいいに決まってますw

 

 

でも、これは本当にそうだと思いますね。

 

 

ディズニーがアニメ化してのも大きいと思いますが、ディズニーもアリスの主人公が少女だからアニメ化したんだと思うんですよね。

 

 

主人公って大事ですね。

 

 

あと、ちょっと宗教色が強いって理由もあるんでしょうけど。

 

 

この本には美しい挿絵もあってこの挿絵がまたいい感じなんですよね。

 

 

 

 

まさに、元祖ファンタジーといった内容の小説です。

 

 

気になった方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

 


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