「不思議惑星キン・ザ・ザ」
★★★★★
【公開】1986年
【製作国】ソビエト連邦
【上映時間】135分
【監督】ゲオルギー・ダネリヤ
【原題】Кин-дза-дза!
早稲田松竹2本立てで観た2本目です。
1本目は「ひなぎく」でした。
2本目は何度も何度も観ている映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」です。
この映画はVHSでも見たし、DVDでも見たし、京都のみなみ会館ではフィルムでも見ました(詳しくはこちら)
何度見てもやはり面白い映画ですわ。
モスクワの街頭で出会った自称異星人の持つ空間移動装置のボタンを押してしまった技師のマシコフと、学生のゲデヴァンの2人は一瞬にして、キン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクへ移動してしまう。
最初は別の惑星に来たと信じてなかった2人だったが、その惑星で出会った奇妙な人々と接するうちに、本当に別の惑星に来てしまったんだ!と実感。
地球へ、ロシアへ、モスクワへ帰るための旅が始まった。
みたいな内容です。
この映画の特徴としてはなんとっても、ヘンテコな宇宙人のヘンテコな習慣と言葉でしょう。
とにかく使う言葉が少ない!
カツェ - マッチ
チャトル - 通貨
ツァーク - 低い身分であることを示す鼻に付ける小さな鈴
ペペラッツ - 宇宙船。釣鐘状をしておりプロペラのようなものを回して飛行する。
グラビツァーパ - ペペラッツを時空移動させるための加速器。モーター部品。
ルツ - ペペラッツに使われる燃料。水から作られる。
エツィロップ - 権力者、警察官。
エツィフ - 囚人を収容する小さな箱。
「キュー」 - 公言可能な罵声語。
「クー」 - それ以外の全ての表現。
これだけ!
「クー」それ以外の表現全部ですからね!
なので、とにかく映画の中ではひたすら「クー」「クー」言ってます。
さらに、挨拶するときのポーズがこれ↓
これで「クー」ですからね。
もう笑かしにかかってるでしょ。
この映画、完成当時の試写ではかなり不評だったんですけど、公開されるやいなや若者を中心に大ヒットとなりソ連全土で1520万人も動員したそうです。
この映画が大ヒットするソ連凄くいいな、って思いますね。
正直ソ連って結構謎の国だったんですけど、この映画がヒットするような国民性の国だったらなんかいい国だったのかな、って思えてきちゃいます。
とにかく、独特過ぎる世界観が最高に素敵な映画で、この映画を観た後は「クー」って言いたくなるし、あの変なポーズもとりたくなるし、鼻に鈴つけたくなるし、マッチを大切にしようって思うようになること間違いなし!
登場人物もとても魅力的で、一見クールに見えるマシコフさんも実はとても義理固くて、人情深い人物として描かれています。
青年ゲデヴァンはちょっと間抜けな部分もありますけど、そこがまた可愛い。
そして、異星人の2人のデコボココンビのバランスもとてもいいです。
何度見てもラストどうなったか思い出せないという不思議な映画ではありますが、とてもユニークで面白い映画ですので、まだ観てないって方はぜひこの機会に観てみてください。
予告編
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