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渋谷宙希のブログ

音楽、映画、写真、本。趣味のブログです。

 

 「image」

 Maison book girl

 

 

 

ブクガことMaison book girlのメジャー1stアルバム「image」をリリースしました。

 

 

Maison book girlは2014年に結成されたアイドルグループ。

 

 

プロデューサーは音楽家のサクライケンタで、楽曲だけではなく、アーティスト写真、アルバムアートワーク、衣装のイメージなどトータルをプロデュースしており、サクライの持つ世界観を表現している。

 

 

音楽性は現代音楽とアイドルポップを融合させた独特のポップミュージックで、

 

 

ニューエイジ・ポップ・ユニット

 

 

と名乗っている。

 

 

 

 

メンバーは左から

 

 

井上唯

和田輪

矢川葵

コショージメグミ

 

 

の4名。

 

 

プロデューサーであるサクライケンタの世界観と個性豊かなメンバー4人の融合により、他にない独特の個性を持ったアイドルグループへと成長しています。

 

 

去年の11月メジャーデビューシングル

 

 

「river(cloudy irony)」

 

 

をリリース。

 

 

そして、今回のアルバムはメジャーとしては初のアルバムとなります。

 

 

「image」は全11曲

01.ending 

02.sin morning 

03.end of Summer dream 

04.veranda 

05.faithlessness 

06.int 

07.townscape 

08.karma 

09.screen 

10.blue light 

11.opening

 

 

とにかく攻めたアルバムです。

 

 

メジャーデビューシングルのリードトラックである”cloudy irony”が入っていない、という点やアルバムの真ん中に10分を超えるインスト曲が入ってるという点。

 

 

そして、何より楽曲は一切の妥協をせず、プロデューサーのサクライケンタが本当に作りたいものを作り、メジャーだからといってメジャーに寄せることはしていない。

 

 

ブレない

 

 

というのは簡単なようで本当に難しいことだと思うます。

 

 

特にメジャーレーベルから音源をリリースする場合、それは大きなビジネスでもあるわけですから、レーベルとしては売れてもらわないと困りますからね。

 

 

きっとサクライケンタは

 

 

一切の妥協せず、自らの世界を表現することこそが大ブレイクの近道になる

 

 

と考えているんじゃないでしょうか?

 

 

というか、少なくとも私個人はそう考えています。

 

 

今までにないものを作っているんだから、受け入れられるのに少し時間がかかるかもしれませんが、一度受け入れられたら本当に強いと思います。

 

 

そして、ダウンロードで音源を買うのが当たり前になったこの時代。

 

 

1曲づつ購入できるこの時代に、アルバムというのもも価値を改めて提示してくれた作品だと思いました。

 

 

アルバムというのはただ単に曲を集めただけではなくて、それ自体が1つの作品であると。

 

 

アルバム全体が1つの物語のようになっていて、アルバムの持つ世界観を堪能できる作りになっているなぁ、と感じます。

 

 

今回のアルバムは

 

 

”ending ”

 

 

で始まり

 

 

”opening”

 

 

で終わるという構成になっていて、この構成が物語が循環し永遠に続いていくって印象を受けます。

 

 

1曲目の

 

 

ending 

 

 

は、ブクガのライブではお馴染みのSEで、この曲に乗せてメンバーが登場します。

 

 

プロデューサーのサクライケンタが好きな現代音楽的なテイストが存分に発揮されつつ、どこかおとぎ話のような雰囲気もあります。これから物語が始まるという予感に満ちた楽曲で個人的には凄く好きな1曲。

 

 

物語が始まる予感を抱きながらそのまま始まるのは

 

 

sin morning

 

 

このタイトルがまずいいですよ。

 

 

new morningじゃなくて、sin morningですよ。

 

 

新しい朝

 

 

という意味だと思うんですけど、この感覚がかっこいいな、と。

 

 

やっぱり、新ゴジラよりもシンゴジラの方がかっこいいですよね。

 

 

ブクガの曲全体に言えることなんですけど、この曲は特にアンティークな雰囲気を感じます。

 

 

そして、新しい朝を迎えベッドで目を覚ますと、太陽の光が暗い部屋に差し込んでいるようなイメージ。

 

 

ブクガの持つ世界観というのは暗い印象のものが多いんですけど、この曲は暗い部屋の中にもキラキラと光るものが確実にあるって感じがして、凄く好きです。

 

 

sin morningで得た少しの光を抱いたまま始まるのが

 

 

end of Summer dream 

 

 

です。

 

 

この曲はブクガの楽曲の中で最も爽やかなテイストがある曲で、初夏の爽やかな風が窓からそよいでいる。ってイメージでしょうか。

 

 

光が差し込んできた暗い部屋の窓から緑の香りと一緒に入ってくる爽やかな風は心地よく頬を撫ででくれます。

 

 

で、またタイトルの話になるんですけど、この

 

 

end of Summer dream 

 

 

ってタイトルを聞くと

 

 

Second Summer Of Love

 

 

を思い出しませんか?

 

 

サクラケンタの音楽体験がどーゆーだったのかは詳しくは知らないんですけど、やはりセカンド・サマー・オブ・ラブは通過してるんじゃないかなぁ、って思ってるんですけどね。全然関係なかったりして・・・

 

 

爽やかな風の感触を頬で感じながら次に始まるのは

 

 

veranda 

 

 

です。

 

 

もっと風を感じるためベッドから起き上がり、ベランダに出る。

 

 

ベランダに出て見える景色には一体なにがあるんだろう?

 

 

そこには、夢か希望、そして絶望もあるのではないかな、って思わせる。

 

 

そんな、アンビバレンツな感情を抱きつつ始まるのが

 

 

faithlessness 

 

 

 

 

本当は希望を持ちたいんだけど、ここで絶望を感じてしまう。

 

 

自分の中にある暗い部分との対面。

 

 

世界は本当に輝いているのか?

 

 

希望を持っても結局は裏切られてしまうんじゃないか・・・・

 

 

そして、再び現実の世界から消えていってしまう。

 

 

現実から消えたまま始まるのが

 

 

int

 

 

この曲はアルバムの真ん中にあるのですが、10分を超えるインスト曲です。

 

 

まさに、サクライケンタのルーツにある現代音楽的な楽曲でアルバムの中でも異彩を放っています。

 

 

ここで、物語は一度異世界へ移行しているように感じました。

 

 

現実から目を背け、自分だけの世界へ入り込んでしまうんです。

 

 

その世界はとても暖かく、そして優しい世界です。

 

 

無垢な世界といってもいいかもしれません。

 

 

そんな広大な世界が広がっているような印象。

 

 

しかし、優しい世界は永遠に続きません。

 

 

再び現実世界に戻ってきました。

 

 

townscape 

 

 

ではやはり夢の世界は無意味であると絶望し、現実世界を直視することになります。

 

 

しかし、その世界に自分の居場所はあるだろうか?

 

 

そう自問自答しながら、再び夜を迎える。

 

 

闇の中で見つけたものは誰かの笑顔、それは誰かの幸せになるのかもしれない。

 

 

かすかな希望ともいえない、鉱石のかけらのような何かを抱える。

 

 

karma

 

 

 

 

 

 

傷を負いながらも、もう一度前を向く。

 

 

しかし、その傷は思っていたよりも深く、そのせいで何かを犠牲にしてしまう。

 

 

ベッドでうずくまっていたが、部屋の中にあるもう一つの世界に美しい何かを見つける。

 

 

screen

 

 

部屋の中で見つけたもう一つの世界で見つけたのは、過去の美しい記憶だった。

 

 

過去にいる自分には傷は無く、美し記憶。

 

 

もしかしたら、その世界とこの世界は元々は1つの世界で、区別なんかつけることはできないんじゃいか?

 

 

そう感じる。

 

 

blue light

 

 

そして、感じる水色の光。

 

 

世界は一つだったと気付いた。

 

 

傷ついた自分は秘密の部屋に閉じ込めることができたのかもしれない。

 

 

傷は秘密の部屋の中で、透明な夜となって永遠に繰り返されていくだろう・・・・

 

 

opening

 

 

そこにいたのは未来の自分なのか。

 

 

それとも、全くの別人なのか。

 

 

区別がつきません。

 

 

愛する人との別れ

 

 

新しい出会い

 

 

そして、再び訪れる別れ

 

 

その中で気付いた美しいもの。

 

 

それは、かすかな希望の光でした。

 

 

 

 

って、なんじゃこのレビューは!

 

 

妄想爆発ですみません!!

 

 

いや、「image」を聴くとこうなっちゃうんです。

 

 

聴く人hがそれぞれに物語を紡ぎだすんです。

 

 

そんな仕掛けがしてあるアルバムなんです。

 

 

ここまで、の世界観と物語性を持ったアルバムは本当に稀で、しかもその世界観が圧倒的で、音楽性も唯一無二なものというのがこのアルバムの素晴らしいところだと思います。

 

 

日本の音楽シーンの中では明らかに異質で新しいものだし、圧倒的な存在感がある傑作だと思います。

 

 

なぜ、こんな独自の世界を構築することができたのか?

 

 

凄く気になる部分ではあるんですが、やはりプロデューサーであるサクライケンタの才能が大きい。

 

 

彼は自らも公言していんですが

 

 

ロリータ・コンプレックス

 

 

です。

 

 

ロリコンという言葉にするとちょっとイメージがよろしくない気がするんで、あえてロリータ・コンプレックスで。

 

 

少女性愛者

 

 

という一種の性癖ですが、この少女愛を持った人物の中にはとんでもない芸術的な才能を持った人物がいます。

 

 

例えば

 

 

「不思議の国のアリス」などで有名なルイス・キャロル

 

 

なんかは有名です。

 

 

アリスは実在の人物で、「不思議の国のアリス」はその少女アリス・リデルに語って聞かせてあげた物語だと言われていますね。

 

 

他にも、日本で最も有名なアニメ監督もそうですよね。

 

 

ロリータ・コンプレックスといっても、全て性的な意味にとらわれてしまいがちですが、実際は性的な部分とは別に、

 

 

純粋無垢な存在

 

 

として少女を捉え、一種の崇拝に近い感情を持っている人も多いのではないかと思います。

 

 

自分自身にもそういう部分はあります。

 

 

少女を題材にした映画は好きなものが本当に多いですし、無垢であるがゆえに残酷な少女の心情を描いた作品など好きな世界です。

 

 

一番好きな映画は

 

 

「ミツバチのささやき」

 

 

ですし、「エコール」「ヴァージン・スーサイズ」なんかも少女の無垢と凶器を描いているような作品ですよね。

 

 

サクライケンタも少女を無垢な存在としてとらえているのかなぁ、なんて思っています。

 

 

そして、

 

 

少女をいくら愛しても永遠に手に入らない

 

 

というジレンマのようなものが常に彼の中にあり、それが大きな悲しみになっているんじゃないかと思うんです。

 

 

だから彼の描く世界は悲しみが常に漂っている。

 

 

そして、

 

 

少女しか愛せない自分自身

 

 

というものに対して一種の罪悪を抱いているのではないかと思います。

 

 

その、ある意味負のエネルギーが全て創作に注いでいる。

 

 

だから、純粋で美しいものを作り出すことができるんじゃないか?

 

 

そう思います。

 

 

少女しか愛せないのであれば、その恋は永遠に叶うことはない

 

 

という悲しい運命にあるのが少女を愛する者。

 

 

この絶望や、業(カルマ)がブクガの世界を作りだしているんだろう、と思ったりします。

 

 

独自の感性を持つサクライケンタと。個性豊かなメンバーたちによって作り上げられたMaison book girlという世界は唯一無二のオリジナリティを持っています。

 

 

世界中見渡してもきっと他にないものを作り上げているというとんでもないことをやってのけています。

 

 

ぜひとも、この世界を体験してみてください。

 

 

とにかく、まずはアルバムを手に取っていただきたと思います。

 

 

 

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アルバムを聴いて、できればライブに足を運んでください。

 

 

ブクガは現在全国ツアー中です。

 

 

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