HEP HALLからの脱出4 -ある飛行機からの脱出- | 渋谷宙希のブログ

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3月18日(木) 


この日、京都のフリーペーパーScrapが主催する、リアル脱出ゲームイベントに参加するため、梅田へ。 

21時前に会場であるHEP HALLに到着。 
会場に入る前に、今回のイベントの趣旨が書かれた紙、今後のイベントのチラシと一緒にパスケースを渡される。 

パスケースには、チーム分けのためのチームのマークと職業が書かれている。 

僕は「みず」チームの通信士だ。 

まずは、チームで別れているテーブルがあるので自分のチームのテーブルへ。 

みずチームはすで4人のメンバーが揃っており、僕が最後の1人だった。 

前回の教訓から早くメンバーと仲良くなっておいた方がいいだろうと思い、超人見知りな自分を殺し積極的に話しかける。 

すると、既にかなり和気あいあいとした雰囲気があり、めちゃくちゃ話しやすい!前回とは大違いだ(笑) 
前回はスタートするまでほぼ会話がなかったからなぁ(^_^; 

軽く挨拶を交わし、ゲームの経験値を聞いてみる。 

5人中リアル脱出ゲーム経験者は自分を含め2人。そして、2人とも前回の脱出に失敗している。 

会話の感じから、ずば抜けてゲームが得意な人はいない感じだった。 
実はこれ、非常にラッキーなこと。なぜなら、1人謎解きゲームがめちゃくちゃ得意な人がいたら、その人が1人でどんどん謎を解いちゃって他のメンバーが退屈してしまう恐れがあるから。 

21時、前方のスクリーンに映像が映し出される。 

ここは、大阪からロサンゼルスへと向かう飛行機の中。現在はハワイ上空を飛行中。 
機長と副機長との会話が聞こえてくる。 

副機長「順調に向かってますねー」 

機長「いや、そうでもないぞー実はこの飛行機には爆弾が仕掛けられてるんだ!」 

副機長「えーっ!」 

機長「冗談だよ」 

副機長「たちの悪い冗談やめてくださいよー」 

機長「今日は嘘をついていい日だからな、ははは~」 

などと会話をしていると… 
エンジントラブル発生! 
あと、1時間でこの飛行機は墜落します!! 


ゲームの趣旨はこうです。 
体育館のような広い部屋を想像してください。 
部屋の正面には舞台があり中央に飛行機のコックピット、上の方にはスクリーン。左手には医務室と書かれた部屋。右手には倉庫と書かれた部屋。 

広い会場内にチームに別れた机と椅子が置かれています。チームは全部で10チームぐらいはあったと思います。 

会場の後ろには通信室と書かれた部屋があります。 
そして、会場の壁には言葉の書かれた紙が貼っていたり、パズルのようなアルファベットが書かれていたり、一見ランダムに見えるカタカナが正方形に並んでいたりしています。

我々はチームのメンバーと力を合わせて、1時間以内に機内に隠された様々謎を解き、飛行機から脱出しなければなりません。 
機内、つまり会場内には様々な謎が隠されており、その謎を解いていくと手元にある解答用紙が埋まっていく。解答用紙を埋めることで、脱出への道が開けるのです。 

4人~5人で1チーム。 
このゲームはチーム戦になるんですが、他のチームと何かを競う訳でありません。 
それぞれのチームがそれぞれに脱出への道を見付けるのです。 

チーム内には4つの職業があります。 
みずチームはこんな感じ↓ 
・通信士2名(自分は通信士) 
・医者1名 
・スパイ1名 
・謎の人物1名 

その職業にしかできない仕事があります。 

通信士は通信室という部屋に入ることができ、謎解きの解答用紙を地上に送信することができます。 
解答用紙に書いた答が正確の場合、なんらかのリアクションがあり、不正解だった場合なにもリアクションがありません。 

医者は医務室に入れます。 

スパイは倉庫に入れます。 

謎の人物は…謎です。 

手元にあるアイテムを整理してみましょう。 

・解答用紙1枚 
・メモ用紙5枚 
・鉛筆5本 
・「j」と書かれた鍵のかかったケース。(鍵は番号入力式の鍵) 

以上。 
jのケースの中に脱出のために必要な何かが隠されているのはず… 


趣旨説明が終わり、いよいよゲームスタート! 

まずは5人で大まかに場所を分けて、散らばる。 
会場内に隠された、謎やヒントをとにかくメモる!! 

自分の担当エリアにある謎を集めたらグループのテーブルに戻り、全員の謎やヒントをみんなで見て、解けそうな謎は解いて、解答用紙に書き込む。 
とりあえず、合ってるか、合ってないかは関係なく書いてみる!そして、通信士の自分が通信室へ行き、正確か不正解かの判断をする。 
とにかく、これの繰り返し! 

すぐに解った謎は1つだけで、後の問題はかなり頭を捻った。 

解答用紙に解った答えを記入し、通信室へ持って行き、答えが合っていたら新しいアイテムがゲットできる場合がある。 
このアイテムを使わないと解けない謎もあるので、いくら考えても解けない謎があるのが、このゲームもポイント。 

壁に正方形の形に書かれたカタカナは、会場内に書かれたヒントを拾った0~9までの番号とカタカナの文字が一致していく。 
この数字と文字を合わせる作業にかなり時間が取られる。 

しかも、数字と文字の組み合わせが解っても、これを使う謎が出てこない。 

絶対に重要な鍵になるはずやのに… 

様々な謎に数学と文字の暗号を組み合わせてみてもダメ。 

そうこうしている間に時間は刻々と迫ってくる。 

メンバーがそれぞれ素晴らしい謎解きを披露してくれ、ゆっくりではあるが着実に謎が解かれていく。 

医者は医務室でブラックライトの光を使った謎を解き、スパイは他のチームのスパイと情報交換をして、謎を解き、もう一人の通信室は難問と思われたアルファベットの謎を解く。 

ちなみに僕の唯一の貢献は、最初に解った謎が正解だった時にもらえた透明の下敷きを使った謎を解いたことでしょうか。 
謎を解いた瞬間、頭の中に閃光のようなものが走りなんとも言えない快感を味わいました。この快感はとても不思議な感覚で、なかなか言葉で表現するのは難しいですね。 


解答用紙の縦のマスを埋めていくと、横のマスにキーワードが浮かぶ仕掛けになっており、「横マス=j」と書いてあるので、キーワードが解れば、jのケースの鍵を開けることができるはず。 

全ての謎を解く時間はなさそうなんで、今解っている横のマスからキーワードを想像してみた。 

「〇〇〇ハナンニチ」 

「〇〇〇は何日?」 

と読める。 

推測すると… 

「今日は何日?」 

今日は、3月18日? 

jのケースを開けるには番号入力式の鍵を開けなければならない。 
ってことは… 
0318? 

やってみるが開かない。 

「キョウ」 
じゃなくて 
「アシタ」? 
それとも 
「キノウ」? 

毎日、開催しているイベントでだし、そんなに毎日鍵の設定を変えるだろうか…?? 

今日は何日? 

そこで、医者が閃いた! 

「今日は嘘をついていい日!」 

あーっ!ゆーてた!!最初にゆーてたやん!! 

ってことは今日は4月1日! 

鍵を開ける番号は 
「0401」 
や!! 

しかし、開かない!なんでやー! 

〇〇〇が今日ではなく、明日か昨日なんか!? 

あたふたしているうちに残り時間1分!!! 

あー、飛行機が墜落してまうー!!! 

残り30秒! 
謎は解けない、脱出のための手掛かりもない… 

残り10秒。 





この瞬間にあるチームはメンバー全員が手を繋いでジャンプしていた。 

脱出成功したチームやなぁ… 

終了~。 

また脱出できんかったやないかー!!(笑) 


終了した瞬間チーム全員で 

「くやしー!!」 


終わってから、全ての謎を解答。 

まず、キーワードを探すための細かい謎解きがある。 

キーワードは予想通り 

「今日は何日」 

だった。しかし、0401では鍵は開かなかったぞ… 

実は、飛行機はハワイ上空を飛行機中。 
つまり、日付変更線を越えているので、今日は4月1日ではなく3月31日!! 

うわー、惜しかったやん。 

しかし、まだそれだけで脱出成功したことにはならない。 

ケースの中には「パラシュート」と書いた紙が入っていて、そこに最後の謎が… 

実はラスト5分間は通信室、医務室、倉庫前に立っていた警備員の姿はなく、誰でもどの部屋にも入れた。 

医務室の中はブラックライトで照らされていて、ある謎は、一つの謎を解くと手に入る紙を医者が医務室に持って行くとブラックライトで文字が浮かび、その文字が謎の答えだったりしたんです。 

その、医務室に謎の人物が入ると、最初にそれぞれに配られた職業が記入されたパスケースからある数字が浮かぶ仕掛けがあったらしいのです。 
さらに、その数字に3を掛けると最初に作った数字と文字の暗号が解ける。 

最後の暗号は 

「ワニナツテジヤンプ」 

「輪になってジャンプ」 

だったのです。 

今回、脱出に成功したチームは2チーム。 

みずチームは完敗でした。 

去年の脱出ゲーム3も脱出できなくて、悔しい思いをしたので今回こそ!と思っていたのになぁ… 

しかし、今回は素晴らしいチームに恵まれました。 
正直、去年とは一体感が全然違いました! 

チームの中に凄くゲームな得意な人がいなかったので、チームワークで乗り切ろうと力を合わせて頑張ったんです。 

終わってからチーム全員で写真撮ったり、マイミクになったりで仲良くなっちゃいました。 

悔しい思いはしましたが、本当に楽しかった! 
偶然同じチームになった、見ず知らずの人たちと協力して、知恵を出し合い、一体感が生まれていく、この感覚は普通に生活していたら、まず味わえない感覚です。 

そして、謎が解けた瞬間の頭に閃光が走るあの感覚は、なかなか体験できるものではありません。 

フェルマーの最終定理を証明するために必要な最後のパーツを見付けた時のアンドリュー・ワイルズはこの感覚の100倍、いや1000倍ぐらいの閃光が走ったんでしょうね。 
数学者はこの感覚が忘れられないから、難問に挑み続けるらしいです。 

僕もこの感覚をまた味わいたい! 
しかも、リアル脱出ゲーム2連敗中なんで、なんとか脱出したい!! 

次は京都で脱出したいと思います☆