「初恋」イワン・トゥルケーネフ
★★★☆☆
1860年に雑誌「読書文庫」に発表されたトゥルゲーネフの半自伝的小説で、本人が最も愛した作品とも言われています。
実は今回初めてトゥルゲーネフの小説を読みました。
「初恋」は中編で、サクっと読めそうだったんで買ってみたんですけど、本当にサクっと読めて良かったです。
ロシア文学は結構気合を入れないと読めないので、なかなか手が出せない部分もあるんですけど、トゥルゲーネフの小説はぜひ他の作品も読んでみたいな、と思いました。
16歳の少年ウラジミールは湖のほとりで両親と暮らしていた。
ある日、隣の家に引っ越してっきた美しい少女ジナイーダに恋をする。
しかし、ジナイーダは彼女を慕う何人もの男性を家に呼んで、もてあそぶような女性だった。
初めての恋心に苦悩するウラジミールだったが、ジナイーダの様子を見て彼女は誰かに恋をしてることに気付く。
彼女を慕う男性たちの誰が彼女の恋の相手なのかと、さらに苦悩するウラジミール。
相手の断片的な情報を得たウラジミールはその相手を知るべく、嵐の夜に彼女を待ち伏せするウラジミールだったが、そこに現れた相手は・・・・
といった内容です。
初恋の辛い感じと、ある種の切望と言いますか、初恋って厳しいもんだよな、みたいな感じが凄く出てていいと思います。
主人公の初恋のお相手であるジナイーダが凄くいいですね。
「痴人の愛」のナオミのようなファムファタール的な小悪魔美少女なんですよね。
この手の小悪魔美少女は魅力ありますねー。
実際に周りにいたらあまり仲良くしたくないなぁ、って思いますけど、小説の中にこういう感じの美少女が登場するとすっごく魅力的に見えるんですよね。なんでだろ?
美少女がたくさんの男を手玉に取ってる感じが面白い。
そんな、美少女に翻弄されながらも、初恋に苦しむ主人公の姿が純粋でいいんですよね。
しかも、ジナイーダの恋のお相手ときたら・・・・・
サクっと読める中編小説です。ロシア文学苦手だなぁ~って方にも読みやすい作品だと思うので、気になった方はぜひ読んでみてください。
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