映画「シング・ストリート」 | 渋谷宙希のブログ

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「シング・ストリート」
★★★☆☆

【公開】2015年
【製作国】アイルランド、イギリス、アメリカ
【上映時間】106分
【監督】ジョン・カーニー
【原題】SING STREET



監督であるジョニー・カーニーが自身の少年時代をベースに制作した音楽青春映画。


80年代のアイルランドを舞台に、学校にも家庭にも問題を抱えた少年が恋と音楽で環境を変えていくという物語。


この映画ですね、好き系の映画なんですけど、なんか監督の自伝的な映画ってのを聞いてちょっと興ざめしてしまったんですよね。


それ言わなければもっと好きでしたね。


だって


ん、なわけない!



の連続ですからねぇ。


完全なフィクションって言ってくれたらどんな設定や脚本でも、いいと思うんですけど、実話がベースになってます。とか言われると


ちょっと美化し過ぎちゃいます?


ってなっちゃいます。





1985年アイルランド。


大不況の中、仕事を失った父の影響で転校を余儀なくされた14歳のコナー。


両親は喧嘩ばかりで、新しい学校ではイジメっ子に目を付けられ、校長先生にも睨まれる。


コナーの楽しみはギターを弾くことと、兄のブレンダンと一緒にミュージックビデオを観ること。


ある日、自称モデルのラフィーナと出会い、彼女に一目惚れしたコナーは


「バンドのビデオに出演してくれない?」


と声をかける。


彼女に曲を聴かせるために、慌ててメンバーを探してバンドを結成。


最初はカバーで演奏していたが、兄から猛烈なダメ出しを受け、オリジナル曲を作り、演奏。


テープをラフィーナに手渡し、ビデオ撮影の日を伝える。


撮影当日、メンバーの元に現れたラフィーナとビデオを撮影。


素晴らしい内容となる。


次からもビデオ撮影に参加してほしいと伝えたコナーだったが、ラフィーナには彼氏がいることがわかり・・・・・






みたいな内容です。


この映画の見どころの1つは、やはり最初地味でさえない感じの主人公がバンド初めてどんどんかっこよくなっていくところでしょう。


14歳の少年コナーが音楽と共にファッションやら、メイクやらでなかなかいい感じになっていくんですね。




これぞ音楽の力ですね。


あと、ヒロインの少女ラフィーナが16歳って設定だったと思うんですけど、とんでもなく大人っぽいんです。



主人公が結構おぼこい感じなんで、並ぶと全然釣り合ってない感が出てておもしろいです。




あとは、やはり音楽でしょう。


80年代のヒット曲がガンガン流れてて気持ちいいです。


劇中のバンドの曲も80年代っぽくて結構いい感じなんですよ。


主人公はヂュランデユランとか、キュアーとかが好きなようです。


バンドメンバーの中でギターを担当する子がめっちゃいいんですよ。



ウサギが好きで、楽器なら何でも弾けるという万能プレイヤーで、作曲も彼がやってます。


この子がもう少し活躍してくれたほうが良かったのになぁ~って思いました。


シーンとしては、学校でビデオ撮影をするんですけど、その撮影の設定がアメリカのプロムみたいな感じのパーティーで(「バックトゥーザフューチャー」のラストみたい感じ)そこで主人公が幻想を見てるんです。


その幻想が切なすぎて、凄く良かったです。


幻想では、彼女ともうまくいって、家族も円満で、先生にも認められる。


みたいな感じなんですよね~。


主人公の兄貴が謎で音楽好きらしく、弟にいろいろとアドバイスをするんですけど、どーも本人はダメですよね。


お前もがんばれや!


って思いますね。


映画のラストは「小さな恋のメロディ」みたいな感じでした。


でも、幻想としてはいいラストなんですけど、現実的にはあり得ないラストですね。


このラストが現実にあったとしたら、絶対に主人公もヒロインも悲惨な目に合うでしょう。


間違いなく不幸になります。


この先を描いてくれたほうがおもしろそうじゃん。


って思ってしまいました。


音楽青春映画の王道的な内容で、普通に楽しめると思います。


気になった方はぜひご覧になってください。






予告編








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