「サマーウォーズ」
★★★☆☆
【公開】2009年
【製作国】日本
【上映時間】115分
【監督】細田守
少し前に観た「時をかける少女」からの流れで観てみました。
今回観た作品は細田守監督の初長編アニメ映画で、「時をかける少女」と同じスタッフによって制作されたそうです。
実はちょっとだけ期待してたんですけど、正直なところ
そうでもなかった
です。
期待していた理由は評判がいいってことと、主人公が数学の天才って設定がおもしろそうだな、って思ったかたです。
ちょっと期待してしまっていたもんで、ハードルが上がって状態で観たということもあって少々がっかりしました。
高校2年生の小磯健二は、物理部の先輩である篠原夏希からあるバイト話をもちかけられる。
バイトの内容は、夏希と一緒に曽祖母の住んでいる田舎に行ってくれというもの。
夏希の曽祖母陣内栄の90歳の誕生日を祝うため親戚が一堂に集まるが、その際自分の婚約者の役をしてくれというものだった。
困惑する健二だったが、家族同士の繋がりに憧れていた健二は次第に陣内家の中に入れて幸せに感じ始める。
その夜、健二の携帯に一通のメールが届く。
そのメールは数字の羅列のみの不思議なメールだった。
健二はその数字を見て何かの暗号だと思い、問題を解く。
翌日、テレビニュースに健二の顔が。
原因は昨夜の数列を解読してしまたことによって、世界中で使用されているインターネットの仮想世界OZ(オズ)のセキュリティーが破られ、何者かにOZが乗っ取られてしまったこと。
OZの乗っ取りによって現実世界はさまざまなシステムが使用できなくなり大混乱。
OZを乗っ取ったのは人工知能ラブマシーンだということが判明し、サイバースペースで戦闘を仕掛けるが全く歯が立たない。
一方、栄は冷静な判断と関係各所へのコネクションにより、事態は一時収束する。
しかし、翌日栄は心臓発作で死去。
残されたファミリーは、栄を弔うためにも、打倒ラブマシーンを誓う。
そんな中、ラブマシーンは小惑星探査機「あらわし」を核施設に落とそうと企む。
何としてもラブマシーンの暴走を阻止するため、健二たちはラブマシーンに戦いを挑む。
といった内容です。
最初の30分くらいは結構面白く観てたんですけど、途中からどんどんと面白くなくなっていきました。
サイバースペースを舞台にした戦争。
ってだけで面白そうです。
しまも、主人公は数学の天才。
理系は苦手なんですけど、憧れは強いし、少し前まで数学に凄くハマっている時期hがあったので、そういう数学的バトルはどんなものになるのか凄くワクワクしました。
最初に「ん?」って思ったのは、健二が一晩で完読してしまう謎の数列が実は世界最大のネットワークシステムOZのセキュリティだったってところです。
いくら数学が得意といっても高校生が、しかも一晩で、世界一安全と言われているシステムに侵入するためのセキュリティを突破??
どんだけチョロイねん!!!
しかも結局健二は暗号解読できてなくったんですけど、世界中に55人ほど解読した人物がいたそうです。
そんなチョロイならなんで今まで誰も侵入できなかったの???
ってきっと誰でも考えるでしょう。
しかも、健二は解読できなかったのに、なんでニュースで顔写真が出てた???
この辺の説明は一切ありません。
もしかしたら、ラブマシーンがある程度解読していて、残ったちょっとだけをメールで送信したのでしょうか・・・・?
あと、不思議なのはなぜそのメールはOZ利用者全員に届かなかったのか?ということ。
ある程度数学に深い知識がある人物にピンポイントでメールを送ったんでしょうか?
だったら、なぜ健二のところにメールが届いたのか謎です。
健二はまだ高校生で、数学オリンピックの日本代表にあと一歩のところでなれなかった、ってくらいの実力です。そんな奴にまでメールを出したのでしょうか?
ん~、謎。
まぁ、この辺のことは
それ言い出したら話が進まない。
ってことで見逃してあげます。
実はラブマシーンの開発者が陣内家の身内だったとか、
どんだけ世界狭いねん。
ってご都合主義的な展開も、まぁアニメなんだからいいでしょう。目をつぶります。
一番がっかりしたシーンは、ラブマシーンにOZを乗っ取られたことによって大混乱した日本を栄おばあちゃんの関係各所へ電話して指示やら励ましやらをするんです。
で、これで事態は落ち着くんですけど、このシーンが結構長々とおばあちゃんが電話してるシーンを流しているんですよね。
このシーンはいらなかったんじゃないかな?って個人的には思います。
電話一本でなんでそんなに事態がよくなるんじゃい!
と言っているわけではないんですよ。
まぁ、それも思いますけどね。そこはフィクションなんで見ないふりをしましょう。
おばあちゃんが電話して、事態を収束させるのはいいんですけど、その姿は見せないほうがいいのではないかな?って思うわけです。
一瞬だけ、電話をしている姿を映して、次のシーンにさっさといったほうが効果的だったような。
これは演出に対する好みの問題なんですけど、ここでなんか急に冷めてしまいました。
きっとこの演出をした監督の細田さんとは根本的に趣味が合わないんだな、って思ったもんで。
この人はきっと真っすぐでいい人なんでしょう。
自分のようなひねくれ者には厳しい映画です。
この映画の後半がますますその色が強くなります。
最終的にラブマシーンと花札で対決することになるんですけど、もう数学とかなんとか全然関係なくなっちゃって、気合が入ってるほうが勝つ。みたいな展開に。
普通に考えたら、勝てるわけない対戦なんですけど、まぁ当然主人公サイドが勝っちゃう。
世界中に人々が繋がって
元気玉
みたいになって勝つんですよね。
ここはもう少し、戦略とかなんかそういうので勝ってほしかかったな、と。
まぁ、そういう映画じゃなかったってことなんでしょうけどね。
あと、最初は夏希の恋人役だった健二なんですけど、最終的にはいい感じになるんでうしょね。
恋愛ってないとダメなの?
ないくてもいいと思うなぁ・・・・
キャラクターデザインとかサイバースペース内のデザインなんかはなかなか良かった思います。
気になったかたはご覧になってください。
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