「バウンド」
★★★★☆
【公開】1996年
【製作国】アメリカ
【上映時間】108分
【監督】アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
【原題】Bound
「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟による初の監督作品。
ウォシャウスキー兄弟による独特の色合いが好きで何度も観ている作品です。
今回久しぶりに観てみましたが、やはりその色合いがいいな、って思いました。
「マトリックス」ではCGをふんだんに使って映像革命を起こしたウォシャウスキー兄弟ですが、この作品でもすでにしの断片を確認することはできます。
しかし、この作品は低予算で制作された映画なので、CGなどは使われずとにかくアナログで面白い映像を撮っているのが凄くいいんです。
実は「マトリックス」のパート1ではまだ少しだけこの映画の持つ独特の色合いが残っているんで、やはりパート1が一番好きなんですよね。
女泥棒のコーキーは5年の服役を終え、マフィアの下で、部屋の改装などをして働いていた。
改装中の部屋の隣にはマフィアのシーザーとその恋人ヴァイオレット。
一目見た時からお互いに心を惹かれあうコーキーとヴァイオレットは、すぐに愛し合うようになる。
ある日、部屋で改装作業をしていると隣の部屋から男の叫び声が聞こえてきたコーキーは何か問題が発生したんだな、と思う。
叫び声を上げていたのは組織の金200万ドルを持って逃げようとした男だった。
金のありかを吐かせるために拷問をしていたのだ。
結局、男は金のありかを喋るが、金が見つかった瞬間に殺されてしまう。
その時に金に大量の血がかかり、汚れたのでシーザーはボスに金を返す前にその金をすべて洗い、1枚1枚アイロンをかける徹底ぶり。
その様子を眺めていたヴァイオレットは、こんな生活とはもうおさらばしたい。と感じその200万ドルの金を盗んで一緒に逃げようとコーキーに提案する。
完璧な計画を立てた2人は金を盗むことに成功するが・・・・・・
といった内容です。
この映画は最初にも書いたんですけど、とにかく色合いが独特なんです。
しかも、CGとかは一切使わないでこの独特の色合いを出しているのが凄くいいんですよね。
演出も独特で、さすがはウォシャウスキー兄弟だなぁと感心します。
脚本はそんなにめちゃくちゃオリジナリティのあるお話しではないんですけど、とにかくハラハラさせられるクライムサスペンスです。
ヴァイオレットの恋人シーザーの行動がどうなるかによって展開が予想できなくなっていく感じが面白かったです。
シーザーはかなりいかれた感じのキャラクターで、最初からそんな感じはしてたんですけど、ここまでとは!って展開にどんどんハマっていきます。
コーキーとヴァイオレットの女性2人がマフィアの大金を奪い取るっていう設定もいいですね。
2人とも同性愛者のようなんですけど、ヴァイオレットはシーザーって彼氏もいて少々ややこしいんですけど、その辺はビジネスと割り切って付き合っている様子です。
このヴァイオレットのキャラクターはなかなかセクシーで謎めいていていいですね。
この謎めいた感じがあるっていうだけで、いつ裏切るかわからないってドキドキを観ている人間に与え、さらに先が読めなくなるような演出をしているんです。
この辺がうまいなぁって思いますね。
コーキーの方も
もうここで逃げちゃえば金も独り占めできるし、安全に逃げ切れるのでは!?
って思えるシーンが多々あるんですけど、コーキーの方は自分が逮捕された原因が仲間の裏切りだったようで、自分からは絶対に裏切らないという強いポリシーを感じるんですよね。
誰がどう動き、誰が誰を裏切るのか!?
目が離せない展開がさすがです。
独特の色合いと、スリリングな展開がとても面白い映画です。
気になった方はぜひご覧にになってみてください。
予告編
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