「ファウスト」
★★★☆☆
【公開】2011年
【製作国】ロシア
【上映時間】140分
【監督】アレクサンドル・ソクーロフ
【原題】FAUST
2012年ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した作品。
アレクサンドル・ソクーロフの映画は観たくてもなかなかレンタルで無いものが多くて、今回ソクーロフ作品を観たのは、日本の昭和天皇を描いた「太陽」(感想はこちら)に続いて2作目です。
やはり、日本の天皇陛下を描いた作品や、ゲーテの「ファウスト」を映画化したもののようにメジャー感があるものしか日本ではなかなかレンタルすることができません。
本当は「マザー・サン」という映画が観たいんですけどね・・・・・
さて、この「ファウスト」ですが、正直言って内容的にはあまりおもしろくなかったんですけど、とにかく映像が凄いんです。
全てのシーンが絵画のような美しさ。
そして、独特の世界観を持っています。
この幻想的で美しい映像世界はなかなか観れるものではないと思いました。
19世紀初頭、ドイツ。
世界秩序を研究するファウスト博士は研究費を工面するため高利貸しのマウリィウスの元を訪れる。
しかし、お金を貸してもらえず、変な喧嘩に巻き込まれ、散々。
さらに、マウリィウスの画策にハマり、美しい少女マルガリーテに心を奪われてしまったファウストは、少女を手に入れるためマウリィウスと契約書を交わすのだが・・・・・
基本的な物語の流れはゲーテの「ファウスト」第一部」を踏襲しているみたいですが、かんありソクーロフの自由な解釈が入っているようです。
ゲーテの「ファウスト」はまだ未読なので、こんな書き方になってしまいすみません。
これは、早く読まねば・・・
最初にも書きましたがこの映画の見どころはなんといっても幻想的な映像世界です。
とにかく、映像が美しい。
それだけでも観る価値はあるでしょう。
物語の内容的にはかなり哲学的な内容になっているような気がしました。
夢や欲望、そして現実。
人間が生きていく上で欠かせない要素です。
本当はあまり考えたくないような人間の本性的なことを哲学的に、そして詩的に美しい映像で描いている映画なんでしょう。
こう書くと凄くいい映画のように感じますが、個人的にはちょっと観てて厳しい部分も多々ありました。
特に映画の前半は物語が全く進まないので、かなりボンヤリ観ていたのが正直なところです。
後半はおもしろくなっていくんですけど、この映画2時間超えてるんですよね。
ちょっと長いですわ。
これが90分くらいで収めてくれたらもっと好きな映画になっていたと思います。
とりあえず、ゲーテの「ファウスト」を読んでからもう一度観たいと思いました。
美しい映像の映画が好きな方には凄くお勧めできる作品です。気になった方は是非ご覧になってください。
予告編
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