「悪童日記」
★★☆☆☆
【公開】2013年
【製作国】ドイツ/ハンガリー
【上映時間】111分
【監督】ヤーノシュ・サース
原作は世界的に有名なアゴタ・クリストフの同名の小説。
まず、この映画を観て感じたことは
やっぱ文学作品の映画化は難しいよね
ってこと。
原作の小説が好きな自分としては、やはりあの独特の世界観や、双子が実は1人なんじゃないか?って思えてくる不思議な文体が好きなので、どの辺がどのように映像化されているのか凄く気になるんですよ。
この映画はその辺は自分が思っていたようなものにはなっていなかったので、残念でした。
戦争中、両親の元を離れ母方の祖母の家に疎開する双子の少年。
彼らは母との約束である「勉強をする」と、父との約束「全てを日記に書く」ということを守り、魔女と呼ばれる祖母のもとで暮らし始める。
次第に双子の中に独自のルールや正義感のようなものがでてきて、自分たちが考えた肉体や精神を鍛える方法で鍛練を始める。
戦争中の過酷な状況を生き延びて行く二人だったが、戦争が終わり双子の母親が迎えに来るが、母親は知らない男と知らない赤ん坊と一緒だった。
二人を連れて行こうとする母親に対して、「ここに残る」とかたくなな双子、押し問答をしているうちに爆撃をうけて・・・・・・
この映画のストーリーを説明するのは凄く難しいです。
基本的には原作に忠実なんですけど、原作では特定の国の名前などは一切出てこないんですけど、映画では普通に出てきてましたね。
出す必要あったのかな?って凄く疑問に思いました。
原作と映画を比べるのはあまりよくないのかもしれませんね。
ということで、ここからは映画単体での感想を。
主人公の双子の少年は凄く美少年ということになっていますが、個人的には「そーかな?」って思ってしまいました。
この二人の中でしかない、二人だけのルール出来てくる最初の行為なんですけど、この二人だけのルールが凄くおもしろい。
何が正義で、何が悪なのか?
世界とはかけ離れた場所で二人だけで構築した正義感が実は一般的に言われている正義感よりも正しいのかもしれないって思える場面も多々ありました。
とにかく双子は素直で無垢なんです。
無垢さゆえ持ちあわす残酷さのようなものがよく現れていてした。
原作が凄く好きな人にはちっときついかもしれませんが、映画単体として観たら実は結構いい映画なのかもしれません。
気になった方はぜひご覧ください。
予告編
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